また、福士は新型コロナウイルスの影響に関しても言及。自粛期間明けに、予定より2カ月遅れで無事撮影がスタートしたことへの喜びや周囲への感謝を語りつつ、「この仕事はエンターテインメントだから、生活に必要なわけでもないので、本当に俺たちって必要なのかなとこの時期は考えたりするんですけど、そんな中でもSNS等で、“見たい”とか“中止にしないでほしい”とかいう声があるからこそ、僕たちも自信を持って、じゃあ作ろうと思えるから、それは本当にありがたいことだと思っています。永遠の悩みであったことが今、むき出しになっている。でも、だからこそ必要だよねという人もいてくださって、それを感じられるときが本当にうれしくて、一人の人間としても役者としても、今やっていることが少しはみんなの役に立っているのかなと実感しました」と、作品を待つファンへ感謝を述べた。
最後に、作品の見どころについて、安藤は「今回、初めて高校生の娘がいる父親役なので、僕が父親役というだけでもたぶん爆笑できると思うんですけど(笑)、父親とその家族がすれちがったりとか、それを修復する愛みたいな芝居は今までやったことがないので、そこを見てもらいたいです。たぶんほろっとくると思うし、ほろっときながら爆笑できると思います」とアピール。
福士は「1話の冒頭でも迫力満点のカーアクションから始まって、毎話、近接格闘術のようなそれぞれで戦うということもしています。あとは、兵悟の言動の理由というのが一番の見どころかなと思いますね」と語り、「ダークな作品でアクション作品でもあるんですが、たまにポップな、くすっと笑えるようなやり取りもしていたりする話なので、ダークながら見やすい作品になっているんじゃないかなと思います。現代社会に対してのメッセージも含まれていると思うので、そういうところにも注目してもらえるとうれしいです」と締めくくった。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)