9月2日(金)、3日(土)、大阪・森ノ宮ピロティホールにて、Team 申の番外公演が上演される。出演は佐々木蔵之介、市川亀治郎、佐藤隆太の3人。梨木香歩原作の「家守綺譚」を題材に、朗読劇を繰り広げる。Team 申とは、'05年、佐々木が立ち上げたユニット。初演「時には父のない子のように」以来、'10年第4回公演「抜け穴の会議室~Room No.002~」までさまざまな企画公演を展開している。
今回の作品は100年前の物語。庭・池・電燈つき二階屋と文明の進歩とやらに棹さしかねている「私」と、四季折々の天地自然の「気」たちとの、のびやかな交歓の記録を描く。作品について佐々木は「日本語の響きも優しい作品です。たった100年前、人々はこんな優しい暮らしを営んでいたのだと、闇が闇として存在し、人々が自然と共存していたあのころを、懐かしく愛おしい時間たちをぜひご一緒に共感していただければ幸いです」と語る。
日本人が古来から紡いできた日々の暮らしを、今一度見つめなおすきっかけとなる朗読劇。旬の3人が一堂に会する大阪のみの貴重な番外公演だ。
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