家族3人が集まった撮影初日、キャリアウーマンの美久役の川口は、秋らしい色合いのジャケットにパンツ姿で登場した。夫婦最初の撮影となったのは、龍がキッチンに駆け込んできた美久に驚き、龍の叫び声に美久が驚くというシーン。
夫婦最初の掛け合いでは、「あー!」「おー!」と叫び合う玉木と川口の姿が。カメラ位置を変えながら何度も撮影するうちに、徐々に息が合っていく玉木と川口の様子は、龍と美久の関係性を象徴する場面となった。
その後、美久がバタバタと去っていくと、その次は龍と向日葵のシーンに。撮影の合間には、子役の白鳥と玉木が雑談する場面も見られ、本当の親娘のように映っていた。
今回、「極主夫道」をドラマ化させていただくにあたり、1つ大きな挑戦をさせていただきました。原作サイドともご相談させていただき、ドラマでは龍と美久に子どもがいるストーリーを作らせていただくことにしました。
原作の醍醐味の1つである夫婦のコミカルなやりとりはもちろん活かしつつ、娘の向日葵を含めた3人による一層パワーアップした家族のやりとりを楽しんでいただければと思います。龍が娘に向ける眼差しや言動は優しさで溢れているので、龍の素敵な魅力をより深く感じ取ってもらえるはずです。
向日葵は年の割には大人びた子どもで、母親の美久と立場が逆転しているのでは…と思うこともしばしば。それを玉季ちゃんが非常にナチュラルに演じてくれているので、その愛くるしさにみんなほっこりし、現場もいつも温かな笑いに包まれています。
今このような時代になり、家族という単位で一緒にいる時間が多い中、このドラマを、「ウチの家族は…」と家族みんなでツッコミながら全力で楽しんでいただきたいです。
たわいもないことでケンカしたり、しょうもないことで笑いあったり…とごくごく普通の家族でありながら、ちょっぴり歪な龍たち家族を見ていただき、1人でも多くの方々に”こんな家族っていいな”と感じていだけるようなドラマにしたいと思っています。
連続ドラマだからこそ描ける龍一家という仁義溢れる“組”の成長を、みなさんも一緒に見届けていただけると幸いです!
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