坂口涼太郎、“クセメン”と呼ばれることは「大好きで、すごくうれしい」<恐怖新聞>

2020/09/17 17:00 配信

ドラマ インタビュー

【写真を見る】不気味な笑顔で「恐怖新聞」を持ち、白石聖の前に立ちはだかる坂口涼太郎(C)東海テレビ


――台本を読んでみての感想を教えてください。

こんなに面白いドラマは他にないのではないかというくらい面白くて、本当にびっくりしました。毎週ストーリーが進んでいくにつれて謎が解けていったり、人の見え方が違っていったり、全体を通して最後まで見て、またもう一回見たくなる物語です。

何回見ても新しい発見があるはずですし、ものすごく考えられて作られた脚本だったので、読んでいてワクワクしました。

――今回ホラー作品ということですが、ホラー作品はお好きですか?

小学生の時にテレビで「学校の怪談」(フジテレビ系)を見てトラウマになりまして、シャワーも浴びられなければお風呂も入れなくなったことがあり、子どもの頃は少し苦手でした。

でも、映画「事故物件 恐い間取り」(2020年)で中田監督とご一緒することになり、中田監督と出会ってからホラーの面白さに気付きました。

「事故物件―」のときに、制作している人たちが、どうやったらもっと怖くなるのかと、楽しんでやっている現場を見て「そういうことだよね」と思って。どんな作品でもみんなが面白がって作っているということが分かってから、どんな表現をしているのだろうと考えるようになって、今すごく(ホラーに)はまっていて、大好きです。

――存在感のある役を演じる中で意識していることがあれば教えてください。

今回の役に関しては、最初にどういう人物か説明がない状態で始まって、徐々に正体が明かされていきます。

片桐ともをという病気がちな隣人という情報しかないわけで、視聴者にこの人は何なのだろうと思わせたり、詩弦をミスリードしたり、(役の)余白みたいなものを作りたいと思って “いろんな見え方のする人物”というお芝居を意識しました。

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