谷山浩子が、DVD「1991 谷山浩子コンサート with ねこ森アンサンブル」を9月16日に発売した。
この作品は、1991年6月12日に東京メルパルクホールで開催されたコンサートを収録し、VHSとレーザーディスクで1991年9~10月に発売されたもので、それらは現在、入手困難になっているが、今回、新たにDVD化されたことで、当時の映像をより鮮明に楽しむことができる。
今も現役で活動する谷山だが、約30年前の映像の中でも、楚々とした歌声と、静かな音の中に凛とした力強い言葉が、確かに感じられる。
また、作品の見どころのひとつが、谷山を支える、総勢13名による「ねこ森アンサンブル」だ。ピアノとヴァイオリンも担当する斎藤ネコが音楽監督となり、弦楽器、管楽器、シンセサイザー、ギター、ハープによる演奏で、谷山の音楽世界を時にはやさしく、時にはミステリアスに演出する。
そして、発売にあわせて、谷山のYouTube公式チャンネルにて、同作品のトレーラーの第3弾動画が公開された。今回は、コンサート後半の6曲、「手品師の心臓」「催眠レインコート」「約束」「海の時間」「河のほとりに」「お早うございますの帽子屋さん」と、代表曲から個性あふれる楽曲がダイジェストで視聴できる。
今作品は、「森の音楽会」をコンセプトに、静かな夜の森から太陽の日差しあふれる森へと変ぼうしていくストーリーを感じながら、タイムスリップして、若き日の“谷山浩子ワールド”に出会える作品となっている。
リリースによせて、谷山本人から、以下にメッセージが届いている。
今までDVD化されていなかった幻のコンサート映像が、やっとDVDで発売になりました。
どうぞゆっくりお楽しみください。
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