TBSのドラマ「南極大陸」の主題歌が中島みゆきに決定した。タイトルは「荒野より」。この作品のために書き下ろした新曲で、「イヌの気持ちになって越冬隊員のことを思い、歌詞を書いた」と中島はコメント。プロデューサーの石丸彰彦氏は、「出来上がった曲を聴かせていただき、楽曲からも“南極大陸”という荒野に挑んだ越冬隊員とイヌたちの絆や思いというものが伝わってきました。ドラマの中で、このサビが流れるのが今から楽しみでなりません」とその満足度を語った。
「南極大陸」は、TBS開局60周年記念の集大成として、ことし2月より制作が行われた作品。舞台は敗戦から10年ほどが過ぎ、経済立て直しのために日本国民ががむしゃらに働いていた昭和30年代。世界中から「敗戦国」というレッテルを貼られた日本は、アメリカ、ソ連などの戦勝国を中心に結成された「国際地球観測年特別委員会」による、未知の大陸「南極」観測計画への参加に名乗りを挙げる。世界から全く期待されなかった日本だが、地質学の研究者・倉持岳志(木村拓哉)は、「今こそ日本人の底力を見せてやろうじゃないか!」と指揮を執り、南極観測実験に向け、奔走していく。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)