『誰かが、見ている』山本千尋、“三谷組”は「本当に楽しすぎて…“明日は遠足だ！”みたいなワクワク感でした」

本日9月18日(金)に配信スタートする三谷幸喜脚本・演出、香取慎吾主演Amazon Originalドラマシリーズ『誰かが、見ている』(Amazon Prime Video)。本作でちょっと変わった隣人を“のぞき見”する一家の長女・あかねを演じるのが、女優の山本千尋だ。

本作は、何をやっても失敗ばかりの変人・舎人真一(香取)と、真一の生活を書斎の壁穴からのぞき見する隣人・粕谷次郎(佐藤二朗)を中心に巻き起こるドタバタを描くシットコム。

その中で、元気ハツラツでしたたか、次郎を巻き込んで驚きのアイデアを実行に移すあかねを演じる山本に、“三谷作品”出演への思いや収録時のエピソードを聞いた。(※ドラマの収録は昨年冬に行われた)

「まさか経験の少ない私が選ばれるとは…」

――三谷組の作品へは今回が初参加ということですが、オファーを受けてどんなことを思われましたか？

山本：三谷幸喜さんといえば誰もが知っている方で、三谷作品といえばベテランの俳優さんたちが集合して、お芝居のスキルの高い方々が参加できるのが三谷組だと思っていたので、まさか経験の少ない私が選ばれるとは思ってもいなくて、びっくりしたのと同時にすごく嬉しかったです。

実は出演が決まってから撮影まで、2週間なかったんです。なので「不安に感じている場合じゃない！とにかくやらなきゃ！」という切り替えができました。プラスの意味でプレッシャーを与えていただいたというか、「こんなにベテランの方々と一緒にお芝居できるのだから私は極力足を引っ張らないように、食らいつくぐらいでいかないと」という強い気持ちになれました。