2人のエスケープ先は、喫茶ラウンジ・ルパン。同僚の刑事たちが捜査に奔走する中、真剣な表情で仕事の話をするフリをしながらパフェをほおばる。
せっかくまったりしようとしているところに、強盗致傷事件のカギを握る人物がやってくるというスリリングな展開に。当然、犯人逮捕のために策をめぐらせると思われたが、高野と世中は並大抵の「サボり刑事」ではない。
「めんどくさい」「早く現場離れてー」「あー早く転職してー」とLINEでやり取りするなど、どこまでもやる気なし。挙句、「見なかったことにしよう」「聞かなかったことにしよう」という恐るべき結論を出してしまった。
まさに、王道の刑事ものの主人公とは真逆の言動。どこまでも“クールにサボる”スタイルを貫いた2人に、視聴者からは「やばい、この2人すでに癖になってきた」「刑事ドラマとして見ちゃダメだなwww」「ポリスコメディーってこういうことなのね」「今までにない刑事ドラマ」といった声が上がった。
目立たない、頑張らない、あぶない橋は渡らない。前代未聞のサボり刑事たちの“コスパな生き方”は、現代の視聴者の心をガッチリとつかんだ様子。あわただしい日常を送る私たちに「もっとラクに楽しく生きようよ」と語りかけてくるようだ。
第2話は、江良署長の面目をつぶしてしまったと思っていた高野が、署長の誕生日会の幹事を務めることで挽回しようするというストーリーが描かれる。
「俺たちはあぶなくない~クールにさぼる刑事たち」第1話はTVer、MBS動画イズム、GYAOにて1週間見逃し配信するほか、TELASA他でも配信中。