「パプリカ」などの振付を手掛けたダンサー・振付師 辻本知彦に迫る<情熱大陸>

2020/09/18 18:03 配信

バラエティー

ダンサー・振付師 辻本知彦(C)MBS

9月20日(日)放送の「情熱大陸」(夜11:15-11:45、TBS系)では、ダンサー・振付師の辻本知彦に迫る。

辻本はヒット曲「パプリカ」や、米津玄師が初めて踊りを披露したミュージックビデオ(以下MV)「LOSER」、土屋太鳳がダンスを踊るSiaのMV「アライヴ」などの振付を手掛けた。彼の活動はMVにとどまらず、CMや舞台、ツアーの振付など多方面にわたる。

辻本の振り付けは、誰が見ても「これは辻本の振付だ」とわかるようなものではない。辻本は踊り手ひとりひとりとじっくり向き合い、その踊り手を深く理解した上で、その人に合った振付を生み出していくからだ。そのようなアプローチにより、踊り手本人すら気づかなかった新たな魅力が引き出される。

辻本自身は、「シルク・ドゥ・ソレイユ」に日本人男性ダンサーとして初めて起用されるなど、圧倒的な存在感を放つダンサーだ。しかし、今、仕事の大半が振り付けで、自ら踊る機会が少なくなっている。

そんな中、2020年8月、辻本は、森山未來らとともに2010年に立ち上げたパフォーマンスユニット「きゅうかくうしお」で、新たなパフォーマンスを企てていた。コロナ禍で劇場での上演機会が減っていく中、空間という“場”さえあれば、そこで何かできるのではないか、と以前から考えていたのだという。

辻本たちは、ユニットのメンバーの一人が持つ山を自身たちで開拓。そこに“場”を作り、自分たち自身の手でフォーマンスを行おうとする。