朝ドラヒロイン・尾野真千子「休みの日のお肉は欠かせません!」

2011/09/05 14:45 配信

ドラマ

連続テレビ小説「カーネーション」の会見に出席した尾野真千子

NHK総合ほかで10月から放送予定の平成23年度次期連続テレビ小説「カーネーション」の会見が9月5日に都内にて行われ、ヒロイン・糸子を演じる尾野真千子や脚本を担当する渡辺あや氏が出席した。

同作は、大阪府岸和田の呉服屋の家に生まれた男まさりの女性・小原糸子が「女にしかできないことを見つけて自由に生きたい」と裁縫の道で生きていく姿を生き生きと描く物語。ヒロインのモデルはファッションデザイナーの小篠綾子。コシノヒロコら三姉妹をモデルとする娘たちも登場し、世界を舞台に活躍していく。

脚本を担当することについて渡辺氏は「連続ドラマというものを書くのが初めてで、右も左もよくわからない状態なのですが、自分が面白いと思うものをただ書き続けています」と語り、気をつけていることとして「ドラマの現場などで、ドラマというのは何かをしながら見る方が多いので、そういった方にもわかりやすいように作らなければいけないと言われてきました。でも、私はそれを意識しないようにしています。ちゃんと見たいから見てくださっている、と思って作るように心がけています」と気持ちを明かした。また、「本当に思っていることや大事なことは一回しか言えないと思っていて、このシーンでこのセリフで伝える、ということをどのシーンでも意識しています」とすべてのシーンを大切に書いていると語った。

脚本の渡辺氏について尾野は「あやさんの台本は、見ると文字が全部生きているんです。ちゃんと生きている様が書かれていて、すごくイメージがしやすいです。それが私は大好きなので、今回脚本があやさんに決まって、喜びました」と素直な気持ちを明かした。また、元気いっぱいに動き回る糸子を演じるために大事なことは「食べて寝て栄養をつけることですね。朝・昼・晩と毎食ちゃんと食べて、寝るときは寝て、甘えるときは甘えて、それで頑張ってます。あと、休みの日のお肉は欠かせません」と元気の源について告白した。最後に、「泣いたり笑ったり怒ったり、いろんなことがあって糸子も大人になっていって、絶対楽しく、面白くなります!」と力強く笑顔でアピールした。