――“おつゆ”のお二人が「M-1」初挑戦を決めた理由は?
越岡:昨年、“つ~ゆ~”の「M-1」挑戦を応援しているうちに、だんだん僕らも出たいなと思えてきて。昨年末にふぉ~ゆ~のエンタメショーがあったんですが、“つ~ゆ~”の2人が舞台袖でネタ合わせをしていまして、その時間を埋めるために「僕らも即興漫才しようぜ!」となったんです。自分たちのファンの方の前なので、その漫才がウケちゃいまして。それで楽しくなってしまって。
松崎:オールスタンディングで拍手!だったよね。
――“おつゆ”というコンビ名の由来は?
松崎:エンタメショーでやったアドリブ漫才で、「ど~も~!」と舞台に出たときにとっさに出てきたんです。…だよね?
越岡:向こう(福田“悠”太と辰巳“雄”大)が“つ~ゆ~”で、僕ら(松崎“祐”介と越岡“裕”貴)も“ゆ~”が2つなんですが、“つ~ゆ~”にはできない。となると、「お」を付けたらかわいいんじゃないかと。
松崎:ひらがなでね! かわいいしキャッチーだなって…ね!
越岡:ね!って友達としゃべってるんじゃないんだぞ!(笑)
(辰巳:ヤバいぞ福ちゃん。強力なライバルが現れた)
(福田:いや、ああいうのは実際にステージに立つと全然ダメだから大丈夫よ)
――“つ~ゆ~兄さん”から、後輩の“おつゆ”に向けてアドバイスは?
福田:アドバイスは絶対にしないです。
越岡:いやいや兄さん方~。
松崎:1個くださいよ~。
辰巳:伝えたいことならある。会場の楽屋の空気、マジですごいからな。今みたいな感じではいられないから。すぐ横でも後ろでも芸人さんたちがネタ合わせをしていて。トイレでもぶつぶつ練習していたりするし、もうすっっっごいんだから! ずっと綱渡りで歩いてるくらいのピーン!としたドキドキ感。それで自分たちの出番が近づいたら5組くらいの芸人さんと舞台袖で一緒に並んで、その中で僕らも練習して。あの緊張感はジャニーズでもなかなか味わったことがない。
松崎:ロケット鉛筆みたいな感じ? 舞台袖のロケット鉛筆。
越岡:押し出されなきゃ出て行かないけど! まぁこれまでの例えの中では一番良かったよ。
――1回戦に向けてネタの進み具合、手応えはどうですか?
福田:僕らは昨年「M-1」に挑戦した後もネタをやらせていただく機会があったんです。そのときに「このままじゃいけない」と思って。今年はいろいろとリニューアルさせたいなと考えてます。これで上に行けなかったら、引退も考えなきゃいけないと。“M-1生命”を懸けて挑みます。
――“おつゆ”さんは初舞台です。
松崎:そうですね。負け戦にはならないように。
越岡:勝ちに行くってことね。僕は関西人なので関西弁で行こうと思っています。関西弁のツッコミと、このヘンテコなキャラクター(の松崎)で。割とちゃんとした漫才になると思います。
――最後に意気込みを!
福田:ジャニーズ事務所を背負って、優勝したいと思います!
辰巳:でっけぇ! この自粛期間で普段のように舞台に立てず、人に楽しんでもらうことにすごく飢えている部分があるので、その気持ちを思いっ切りぶつけたいです。僕らは“つ~ゆ~”としてジャニーズで初めて「M-1」にチャレンジしたという誇りがあるので、昨年の自分たちを越えられるように、そして今年の「M-1」にふぉ~ゆ~4人でジャニーズ旋風を巻き起こしたいと思っています。
越岡:僕ら“おつゆ”はチャレンジャー。失うものがないので、やるからには…せーの!
おつゆ:優勝!
松崎:緊張はすると思いますが、その緊張を楽しみに変えて、今している会話のようにラフな感じで舞台に立てればと思っています。「ジャニーズの『ふぉ~ゆ~』って知ってる? あいつらお笑いすごいんだぜ!」と言ってもらえるような、ふぉ~ゆ~にとってプラスになるものにできればと思っています!
越岡:彼はホントにピュアな男なんです(笑)。
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