「映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」の公開と大ヒットを記念して、冒頭7分半に及ぶ本編映像が公開された。
シリーズ28作目となる本作は9月11日に公開され、「泣かせるパワーが強い感動作」「笑えるシーン満載で楽しかった!」「後半泣きっぱなし」といった感動や歓喜の声が続出。
21年ぶりに劇場版へ登場した“ぶりぶりざえもん”に対しても「大活躍するシーンもあって最高」など、熱量の高い感想がSNS上にあふれており、満足度は97.1%を記録。動員は9月11日~13日の3日間で23万人、興行収入は2.8億円となり、先週末の動員ランキングで1位を獲得した。
解禁された映像は、3DCGによってさまざまなラクガキたちが動き出すシーンからスタート。マサオが、空中にラクガキを描くと、それが動き出し、他の子どもたちが描いた無数のラクガキたちとともに、縦横無尽に動き回る。
これらのラクガキは、実際に「クレヨンしんちゃん」の舞台である埼玉・春日部の子どもたちが描いたものであり、「ラクガキたちがあふれている空間を作りこむことで、作品のテーマを直感的に描けた」と語る京極尚彦監督。
「『ラクガキングダム』というタイトルなのにラクガキから始まらないのはないだろうと、自分の中では決めていました」と語るように、映画シリーズおなじみの粘土アニメーションはオープニングでは登場しないが、本編のどこかでは登場する。
さらに、そこから上空へ舞台が移り、防衛大臣(声:山田裕貴)が強権を発動。王の静止を振り切って、地上の人間に無理やりラクガキをさせる「ウキウキカキカキ作戦」を実行する。
そこで、ラクガキングダムの姫(声:きゃりーぱみゅぱみゅ)が王国の秘宝“ミラクルクレヨン”を宮廷画家(声:平田広明)に託し、追手をかいくぐりながら地上に送り出すという一連のシーンが描かれる。
絵具や画材がモチーフとなった兵士や王国軍の武器を駆使した“クレヨン”争奪戦は、「劇場版クレヨンしんちゃん」シリーズらしい、スピード感あふれるファンタジックな仕掛けが満載。壮大な音楽も相まって、その後の展開に期待が高まる映像となっている。
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