「相棒」初回SPに石丸幹二が出演決定! 特命係の前に立ちはだかるIT長者を怪演

2020/09/23 05:30 配信

ドラマ

石丸幹二が、10月14日(水)放送「相棒season19」の初回拡大スペシャル「プレゼンス」に出演。謎多きIT長者役でシリーズ初出演を果たす(C)テレビ朝日


相棒season19」の初回拡大スペシャル「プレゼンス」が、10月14日(水)にテレビ朝日系でオンエア。謎多きIT長者役で相棒シリーズに初出演する石丸幹二が、見どころなどを語った。

2020年にドラマ誕生20周年という、大きな節目の年を迎えた「相棒」。今回は、現実世界と“VR=仮想現実”の世界がクロスオーバーしながら、特命係の杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)が事件の真相究明に立ち向かっていくという、全く新しい展開となる。

ある事情から、白バイ警官の出雲麗音(篠原ゆき子)が銃撃された事件を捜査し始めた特命係の右京と亘。その矢先、万津幸矢(櫻井圭佑)という男性が転落死する。

生前、幸矢が暴力団組員相手に白バイ警官銃撃をほのめかしていたことが判明。両者の関係を調べる中、幸矢が「ネオ・ジパング」と呼ばれる謎の“仮想国家”の住民だったことが分かる。

その仮想国家「ネオ・ジパング」の“建国の父”とは、IT長者の加西周明(石丸)。「ネオ・ジパング」の存在に疑問を抱き、現実世界での事件との関連性を探り始めた特命係はやがて、巨大な仮想国家の実態、そしてそれを築き上げた加西の思惑を知り、事件は思いもよらぬ方向へと展開していく。

石丸演じる加西は俗に言う“IT長者”で、桁違いの金持ちである加西は、有り余る金に物を言わせ、絶対君主国である「ネオ・ジパング」を建国。“建国の父”として君臨している。

つかみどころがなく、一見何を考えているのかも分からないような、この謎多き男を石丸が怪演。

石丸は加西の人物像について、「金が有り余ってしょうがない人、多額の金さえ出せば何でも可能だと思っている人、人生はゲームだと思っている人。つまり、頭脳明晰(めいせき)だが、信じるのは金のみという自己中心的な男」と分析。

「笑顔の仮面を被った冷酷さを見せつつ、あー、あの人に似ている!と思ってもらえるような人物を演じようと思いました」と振り返る。

台本を読み「SFのような仮想の世界にのめり込みました」という石丸は、「自分の頭の中で世界を描きながら、ワクワクしていましたね」と、現実と仮想の世界が入り交じる今作に、演じていても胸を躍らせていた様子。

そして、「テレビで見ていたあの世界に出演できる! 印象に残る役作りをしなくてはと意気込みました」と強い思いで挑んだことを明かしている。

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