JNN九州沖縄7局のブロックネットで放送されているドキュメンタリー番組「九州沖縄ドキュメント ムーブ」(毎週日曜朝5:15RKB毎日放送、JNN系列九州各局でオンエア)。9月27日(日)はRBC琉球放送製作の「不条理の狭間で~辺野古の四半世紀~」を放送する。
沖縄県名護市辺野古。沖縄本島北部東海岸、太平洋に面し、米軍海兵隊の基地「キャンプ・シュワブ」に隣接するこの集落は、「世界一危険」と言われる宜野湾市の米軍普天間基地の移設先として、突如注目を集めることとなった。
容認・反対は小さな集落を二分し、市長選挙・県知事選挙のみならず、国政に関わる選挙でも候補者がどちらの方針をとるかが争点の一つとなってきた。
移設が取りざたされるようになってから25年。長い年月の間に住民を育んできた海では埋め立てが始まり、集落は静けさを取り戻したかのように見える。
そんな中、区民の一人、西川征夫さんは、区切りとして回想録の執筆を始めた。西川さんは、区民が組織し、6年前に解散した「命を守る会」の代表を務め、海の前に設置したプレハブを舞台に最前線で反対を訴えてきた人物だ。
土砂投入が進む中、容認・反対のどちらが勝ち、どちらが負けたのか。活動を支えた地域の“おばあ”たちの思いや条件付き容認を掲げる友人と西川さんの交流の様子も交え、“反対”を訴えつづけた四半世紀を西川さん視点で見つめる。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)