「僧形八幡神像」とは何か 東儀秀樹が神像の存在から神仏習合のあり方に迫る

2020/09/25 17:59 配信

バラエティー

奈良時代から造られるようになった「神像」について話を聞く東儀秀樹(c)三重テレビ放送

三重テレビ放送(MTV)で毎月第4土曜日夜9:00から放送される「祈り~神と仏と」。第6話の9月26日(土)は雅楽師の東儀秀樹を迎え、「僧形八幡神像とは何か」をテーマに考える。

日本古来の神を祀る「神道」と、大陸より伝わった「仏教」。この2つの異なる信仰は、日本の国の成り立ちの中で互いに影響しあい「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」という祈りの形を生んだ。番組では「神仏習合」について紐解きながら、日本人の信仰の歴史をたどる。

神様は自然万物に宿る見えざるものとされていたが、奈良時代に仏像の影響を受けて、神様の像である「神像」が出現し、形あるものとして祈られるようになった。東儀は東大寺境内に安置されている代表的な神像、「僧形八幡神像」の存在を通して神像が物語ること、そして、神仏習合のあり方に迫っていく。

また、大分県宇佐市の宇佐神宮を訪れ、日本で最もよく知られる八幡信仰の始まりについて考える。