矢部浩之、木下百花の気骨を称賛「俺らの時代の不良の『気合い入ってんか!?』に近ない?(笑)」

2020/09/25 17:05 配信

バラエティー

矢部浩之は「俺らの時代の不良の『気合い入ってんか!?』に、近ない?(笑)」と木下百花を称賛2010年ザテレビジョン撮影

9月24日放送の「アウト×デラックス」(フジテレビ系)に、“事務所に内緒で首にタトゥーを入れた元NMB48”としてシンガーソングライター・木下百花がゲスト出演。勘違いされがちだが、確固たる意志のもとに行動している木下を、矢部浩之(ナインティナイン)が称賛した。

2017年にNMB48を卒業し、現在は自身で作詞作曲PVまで手掛けるシンガーソングライターとして活躍中の木下。

NMB48卒業の際には3夜連続で公演が開催されるほどの人気アイドルだったが、実は学校帰りで体操服を着たままの木下を母親がオーディションへ連れて行き、「体操服でオーディションに来やがった頭のおかしいヤツみたいな取り上げ方されて、合格しちゃって」と、自分の意思ではなかった経緯を説明。

それでも「お金が大好き」だからアイドルという仕事をきちんとやり遂げると決め、客やファンに対しても対価に見合うアイドルであろうと努めたそう。

「私みたいな見た目でちゃんとやってなかったら、マジで私みたいな見た目の人が被害こうむるんで、ちゃんとやろうと思って」と、仕事に対する心構えを語った。

NMB48卒業後は、アイドル時代とはかけはなれたビジュアルが悪目立ちしてしまったが、「かわいいかなと思って(笑)」喉もとにタトゥーを入れるなど、実にシンプル。

事務所に内緒でタトゥーを入れたという触れ込みも、「美容院に行く感覚?」という矢部の質問によって、木下にはごく普通にタトゥーを入れただけのことという認識であることが判明した。

見えるところに入れるか、見えないところに和彫りを入れるかでは悩んだという木下の言葉に、矢部とマツコデラックスは「かっこええ! 和彫り見たい」「いや、それオシャレだったかも! 見えないように」と大喜び。

進行を務める山里亮太(南海キャンディーズ)が「タトゥー入れて変わった? 生き方が変わるとか」と尋ねた際にも、木下は「そんな絵入れたぐらいで、なんも変わんないすよ」、周囲が納得するような理由を言わされてるに過ぎず、そんなたいそうなものではないと言ってのけ、スタジオを沸かせた。

その後も、AKB48の総監督・高橋みなみに対して尊敬の念は抱きながらも、連絡先をしつこく尋ねてくることに対してラジオで文句を言ってしまう、カオス公演への出演依頼を度々してきた際も誠意を見せなかったことにキレるなど、なかなかのアウトっぷり。

しかし、木下としては真剣だっただけに「本当のこと言っただけやのに…」と気落ちした表情に。

アイドル好きとして知られるマツコがアイドルとして大成した木下も見てみたかったという一方で、矢部は木下の気概を「俺らの時代の不良の『気合い入ってんか!?』に、近ない?(笑)」と表現して称賛した。

SNS上でもトレンド入りするほどに賛否両論分かれたが、木下のTwitterには数多くの応援メッセージが寄せられている。

次回の「アウト×デラックス」は10月1日(木)夜11:00より放送。ドラマ「ルパンの娘」(10月15日[木]夜10:00放送開始)出演をかけて、アウト軍団が泥棒役オーディションに挑戦する予定。