「アース&ヒューマンコンシャスライブ2011 supported by DUNLOP」が9月6日都内にて行われ、植村花菜、今井美樹、ゴスペラーズ、藤井フミヤが出演した。
本ライブはTOKYO FMをはじめとしたJFN(全国FM放送協議会)加盟38局が「ヒューマンコンシャス~生命(いのち)を愛し、つながる心~」の理念のもと東日本大震災復興支援のため開催。このライブの模様は日本国内にとどまらず世界各国へ中継され、今井は「PRIDE」を、ゴスペラーズは「永遠に」などを計4組のアーティストがそれぞれ披露し、会場を盛り上げた。
植村は自身の代表曲「トイレの神様」などを熱唱。トークセッションでは、兵庫県出身で阪神淡路大震災を被災したことを告白し「当時の記憶ははっきり残っています…。水道、電気、ガスが全て止まってしまい大変な生活が続きました。でも今、神戸の街は復興してみんな元気に暮らしているので、必ず元通りになる日は来ると思います」と語った。さらに「やっぱり音楽とか歌は人を元気にしたり笑顔にする力があると思う。皆さんが笑顔になる歌を死ぬまで書き続けていきたい!」と歌に対する思いをコメントした。
また「TRUE LOVE」などを歌った藤井は、「岩手県から福島県にかけての太平洋側は壊滅的でしたね。ショックですね…。日本の美しい風景が無くなってしまって」と悲痛な面持ち現地に足を運んだときを思い返す。また現地へ赴いた理由を「いろんなチャリティーも出ますし、ちゃんと責任を持って、どういう状況なのか見てから歌ったり伝えたりしないとな思いまして」と明かす。また「日本人は力強く生きているから、日本は、そして日本人は大丈夫。一緒にがんばろう」と被災地へむけてエールを送った。
最後には出演者全員で「上を向いて歩こう」を合唱し、ライブを締めくくった。
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