3rdアルバム『Juvenilizm-青春主義-』からわずか半年でアルバム『HOME MADE CHU!?』を9月30日にリリースする5人組ボーカルダンスユニット・M!LK。メンバーの素顔やファミリー感をテーマに制作されたという今作には、彼ら初のドラマ主題歌となる「HOME」のほか、30数秒で完結する「Banzai」や「HEADBANG!」など、斬新かつM!LKの新しい一面が詰まった7曲が収録されている。インタビュー前編では、楽曲についてはもちろん、初の試みとなるメンバーが監督を務めたMVの制作秘話など、新作について5人に語ってもらった。
――今作の1曲目を飾る「HOME」は、ドラマ「働かざる者たち」(テレビ東京ほか ドラマparavi)の主題歌です。M!LKがドラマ主題歌を担当するのは今回が初ですが、起用が決まったときの心境はどうでしたか?
佐野勇斗:僕らの昔からの夢に、メンバーの誰かが主演をするドラマでM!LKが主題歌を歌うっていうのがあるんです。今回はその夢への第一歩になったかなと思います。この間ドラマのプロデューサーの方にお会いしたんですけど、「撮り終わって完成した映像に主題歌をつけてみたら、すごく良くて感動した」と言ってくださって。少しでもドラマのお力になれたらうれしいなって気持ちもあるし、ドラマを観てくださる人たちに、M!LKっていいね!と思ってもらえたらいいなと思います。
塩﨑太智:僕は、一番最初に曲を聴いたときから、すごくいい曲だなと思っていて。その後にドラマ主題歌が決まりましたって言われて、おお〜!ってなりました(笑)。多分、ドラマと一緒に放送されることで、曲の魅力がさらに増すと思うんです。これまでとはまた違う形でいろんな人に届けられる方法だと思うので、今後もどんどんやっていけたらなって思いました。
――「HOME」で新しいM!LKを表せたと思うところはありますか?
曽野舜太:今まではキラキラした感じの曲も多かったんです。けど、「HOME」ではナチュラルな僕たちをお届けできる曲になっているように思います。
吉田仁人:「HOME」には今まで自分たちが歌ってこなかったような、聴く人に向けたメッセージが入っているなと思いました。こういう共感性の高い曲は今までにないものだし、メロディー的にもすごく大人っぽい感じなので、今までのM!LKを知る方とはまた違う年齢層の方にも楽しんでもらえたらいいなって。やっぱり“HOME”って誰もが持っているものじゃないですか。僕も家族のことや地元のことを思い浮かべながら、歌詞の意味を考えて歌いましたし、メンバーもそれぞれそういうことを思い浮かべたんじゃないかなって思います。
――ドラマは8月26日からスタート(取材時)ですが、すでに自分たちの歌が入った映像はご覧になりましたか?
山中柔太郎:まだ見てないんです。でも、さっき勇斗くんが話していたドラマのプロデューサーの方が、「ドラマの歌がシンクロしてて、第1話から最終回ぐらいの感動があったから期待しててね」と言ってくださったので。放送を見るのが楽しみです。
吉田:自信はあるよね。
塩﨑:うん。ドラマを見てくださった方の反応が気になるよね。
吉田:この曲はMVも幅広い方が見られるようなテイストになってるんです。なので、例えば普段はアイドルはちょっと……って一歩引いちゃう人とかでも、聴きやすい曲、見やすいMVになっているんじゃないかなって思います。
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