支え合おう日本! NHK東日本大震災プロジェクト

2011/09/09 10:00 配信

芸能一般

宮城・気仙沼湾の海面火災(海上保安庁撮影)

9月11日(日)に東日本大震災発生から半年を迎える。それに伴い、NHK総合では9月10日(土)~11日(日)に「明日へ~震災半年・特別編成」を実施。震災関連の特別番組を生放送も交えて集中的に放送する。被災地の声に耳を傾け、現状や課題を被災地から全国に発信するとともに、復興に向けて歩み続ける地域や人々を応援する。

10日(土)のNHKスペシャルでは、震災から半年経ったなおも進まない復興の現状を伝える。宮城県で最も死者と行方不明者が多かった石巻市、原発事故で住民の流出が止まらない福島県などを取材し、復興への解決策を探っていく。夜9:00からは「マイケル・サンデル 究極の選択」を放送。震災復興のお金は誰が払うかをテーマに、ハーバード大学教授がインターネット中継で東京、ハーバード、上海の学生たちと白熱の討論を繰り広げる。さらに深夜は、「NHKスペシャル 巨大津波“いのち”をどう守るのか」「全村避難~飯館村 ある家族の150日」「NHKスペシャル 東日本大震災 東北 夏祭り~鎮魂と絆と~」の3本のドキュメンタリーを一挙再放送する。

11日(日)は、朝から特別編成を実施。朝7:45~8:10は「第1部 震災半年 各地の朝」と題し、各県の被災地の朝の表情を。三宅民夫アナウンサーが宮城・石巻の被災地を歩き、人々の思いや復興の現状をリポートする。続いて朝10:05~11:54は「第2部 被災地 この半年」。NHKの地元放送局が制作した番組や投稿映像で被災地の様子を振り返る。そして昼1:35~3:00は「第3部 被災地の祈りとこれから」を放送。今後の生活再建をどう進めていくか考えるだけでなく、地震発生の昼2:46に行われる各地の追悼の祈りを生中継で伝える。さらに、「のど自慢」は30分拡大でお届け。通常20組の出場者を30組に増やし、岩手・宮城・福島から出場者を募る。ゲストに登場するのは千昌夫と門倉有希。そして夜9:00からの「NHKスペシャル」では、巨大津波の全ぼうに迫る。津波火災がどのように発生し、延焼していったのか。津波から住民を守るための“防潮堤”が思わぬ被害につながってしまった現実を見据え、今後命を守るために何が必要なのかを考えていく。

さらに、全国から被災地への応援メッセージを募集する。特別編成の期間中集め続け、そのメッセージを番組と番組の間にまとめて紹介。被災地にエールを届ける。