福士蒼汰が主演を務めるドラマ「DIVER‐特殊潜入班‐」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)の第2話が9月29日(火)に放送されるのを前に、潜入捜査官チーム“D班”のメンバー・佐根村将を演じる野村周平が見どころを語った。さらに、第2話に鈴木仁と山口真帆がゲスト出演することも分かった。
原作は、コミック雑誌「グランドジャンプ」(集英社)で連載されていた大沢俊太郎の人気漫画「DIVER-組対潜入班-」。福士が演じる主人公の黒沢兵悟は、10代の頃は窃盗や暴力事件の常習犯だったが、警察も手を焼くほどの巧妙な手口を考え出す異常に高いIQ、判断力、身体能力が認められ、秘密裏に結成された「潜入捜査官チーム」(通称“D班”)の一員に。犯罪組織に潜入して情報や証拠をつかみに行く、命を落としかねない特殊な捜査に挑む。
第2話で黒沢は、ある大学のグルメサークルに潜入する。兵庫県警の管内で5人の女子大生が相次いで自殺しており、その共通点が、このグルメサークルの所属だと判明。黒沢は大学生に成りすまして、サークルの実態を調べていく。
野村演じる佐根村は、D班を組織した阿久津(りょう)の誘いにより、海上自衛隊を辞め、D班のメンバーに加わることに。伊達(安藤政信)は、ともすれば危険なことをしかねない黒沢の見張り役に佐根村をつけるも、それを知らない黒沢は尾行に気づき「お前は何者だ!」と佐根村に殴りかかる。
予告映像として公開されているこの福士・野村の乱闘シーンは「2人のぶつかり合いがかっこいい」「ドキドキします!」とSNS上でも注目を集めている。このアクションシーンについて、野村は「福士くんは背が高いので、対峙(たいじ)したときに、腕を高く振りかぶらないなど、動きの制約が多くて大変でした」と振り返る。「実際にはもちろん顔にパンチを当てられないので、1歩手前にしなきゃいけない。にも関わらず、その動きを大きく見せないといけない。さらにトイレという狭い空間での殴り合いなので、よりリアルに、ダイナミックに見せられるようにするにはどうしたらいいだろうと考えながら演じました」と、このシーンへのこだわりを語った。
さらに野村は、演じる佐根村について「僕の役どころは、いろいろな背景があるので今は詳しく言えないんですよね。元海上自衛官で、ある真相を追い求めてD班に入った。そこまでしか言えない。あとは4話・5話までしっかり見ていただきたいです」ときっぱり。しかし「その言えない部分に面白さがある」と言い、「いろんな形の正義があるんだということを感じながら見ていただきたいですね」とメッセージを込めた。
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