――役作りは何かされましたか?
特別なことはしていませんが、撮影時、髪の色が金髪だったこともあって、ナチュラルに異質な感じが表現できたように思えます。九路の性格に関しては、台本から読み取れる彼女の雰囲気を自分の中で固めました。
――九路の衣装のこだわりは?
今回の衣装はかっちりしすぎなくて、女性らしさやかわいらしさのあるパンツスタイルがいいねと衣装さんとお話していたので、カラフルな色が多かったです。男性陣が皆さんスーツなので、水色のセットアップの衣装が映えていたなという印象があります。
広橋と初めて出会うシーンで着ていた衣装なんですが、形とかもきれいですし、ノーカラーのブラウスなので九路のスタイルにも合っていましたし、色味も性格を表しているように感じました。
――菊之助さんとのシーンでは何か相談をしたりしましたか?
特に相談せずに撮影しました。2人の掛け合いシーンは何度かやってみて、ちょうどいいテンポ感をつかんでいきました。
また、立ち位置が菊之助さんの一歩後ろにいることが多かったので、いつ見ても美しく立たれている菊之助さんの立ち姿に感動しました!
本読みの時点で自分の中の不安要素や疑問などを、監督や菊之助さんにもお伝えしたことで特に苦労することもなく撮影できたのだと思います。
――菊之助さんに「立ち姿が美しい」と思ったということはお伝えしましたか?
無意識にではありますが、ふにゃふにゃと立ってしまう私の隣で、菊之助さんがびしっと真っすぐ立たれているのを見て、思わず、「菊之助さんっていつも美しく立たれていますよね」と伝えました(笑)。きっと菊之助さんはびっくりしたと思います…。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)