アイガモ農法の第一人者が開発!除草道具「ホウキング」は進化し農業を救う<世界一の九州が始まる!>

2020/10/02 22:21 配信

芸能一般

10月4日(日)放送「世界一の九州が始まる!」より

10月4日(日)の「世界一の九州が始まる!」(毎週日曜朝10:15-10:30、RKB毎日放送ほかJNN系九州各局)は、RKB毎日放送製作の「農作業の救世主 ホウキング3号!」を放送する。海外でも絶賛されている除草道具「ホウキング3号」の特徴に迫る。

化学肥料や除草剤を使わない有機農法にとって、一番やっかいな作業が草取り。しかも、作物のそばに生える雑草は手で一つ一つ抜き取るのが唯一の対処法だった。ところが、この作業を格段と楽で効率よく行うための道具が開発され、日本国内はおろか海外でも絶賛されているのだ。

その道具の名は「ホウキング3号」。開発者は、福岡県桂川町の農家・古野隆雄さん(70歳)。アイガモを使い、稲の害虫や雑草を取り除くアイガモ農法の第一人者として活躍してきた人物だ。その古野さんが畑でも、楽に有機農法ができないかと数年かけて完成したのが「ホウキング」。

金属製松葉ホウキの針金を、角材で連結し、それを引っ張るためのパイプをつなげた簡単なつくりだ。「3号」の名の通り、日々、進化を遂げた道具は、いまや農作物の株と株の間に生えた雑草も、作物を傷つけることなく抜くことができる代物に。世界の農業を救うともいわれる「ホウキング3号」の可能性を追う。