冒頭、登場人物たちの横に連続勤務時間が表示され、某人気漫画の戦闘力を表示する道具を思い出す。私の脳内では有名声優の声で、「連続勤務時間が10時間を超えているだと!?」と再生され、このドラマへのワクワクが止まらなくなった。
スーツ姿で格好よく登場し、テキパキと仕事をこなす広橋。指示は的確で、聞き取りやすい、仕事への熱意もすごく、さらに部下からも上司からも信頼されているという広橋を“歌舞伎界の貴公子”と呼ばれている菊之助が演じている時点でもだえた。
さらにもだえるきっかけになるのが「新しい働き方」を与えられ、浮かび上がる広橋の “ギャップ”である。広橋は刑事一筋で仕事にまい進してきて、捜査以外のことは何も知らず娯楽とは無縁の生活を送ってきた。
そんな広橋が九路の登場によって子どものような表情を浮かべたり、九路を論破しようとして逆に論破されたり、すぐばれるようなうそをつくなど、かわいらしい姿を連発していくので思わずにやにやしてしまった。
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