今も鬼伝説が残る大阪の奥河内を舞台に、高校生たちの青春を描いた映画「鬼ガール‼」(10月16日・金公開)。キラキラした高校生活にあこがれる主人公のももかが、小学校時代の天敵・蓮と久々に再会し、共に映画製作に取り組んでいく姿を描く青春物語だ。主人公の鬼族の娘・鬼瓦ももかを井頭愛海、ももかの幼なじみで映画監督を夢見る蒼月蓮を板垣瑞生が演じている。2人は今作が初共演となる。
――最初にテーマを聞いたときの印象をお教えください。
井頭「タイトルに鬼とあるので、どんな話なんだろうと思ったんですけど、読み進めていくうちに仲間や家族の物語に引き込まれて行きました。鬼の話ももちろん面白いんですけど、家族や仲間の大切さが描かれているので、すごく青春映画として見応えのあるものになるのではないかと思いました」
板垣「最初は面白そう！と思いました。台本を読んでいて、楽しそうな雰囲気が伝わってきたので。役としては、二人は最初、距離があるので、どの時点から仲良くなって、どう仲間になっていけばいいのか、ということを考えましたね」
――ももかと親友・美雪(吉田美月喜)との友情や、映画部の仲間たちとの絆など、青春を感じるシーンがあちこちに散りばめられていますが、お二人はどんな場面で青春を感じましたか？
井頭「みんなで一致団結して取り組むシーンが多かったので、そういうシーンが青春だなと思いました。脚本作りでもメークさんを誰にしようって考えたり、みんなで情報を集めていくシーンが楽しかったです」
板垣「オフの時も面白かったですね。人狼ゲームしたり、みんなでゲラゲラ笑っていました。それに、あの展開で仲良くならないわけが…」
井頭「ない！」
板垣「そう。本当に和気あいあいとしていて、みんな仲良くなりました」
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