“鬼”の女子高校生を演じた井頭愛海「家族それぞれが違うツノ生やしてました!」

2020/10/03 10:00 配信

映画

【写真を見る】現場は和気あいあいで「仲良くならないわけがない…」撮影=玉井美世子


下赤阪の棚田が印象的でした


――では、お二人が普段青春を感じるのは、どんな時ですか?

井頭「仲間とかとバカみたいに笑ってる時。アホなことしてる時ほど、後から考えて、青春してるな〜と思います。みんなで思い出話してる時とか」

板垣「そうだよね」

井頭「あの時しかできなかったことだなと感じると、青春だなと思います」

板垣「そういう意味で言うと、うちにすごい高級なトイレットペーパーがあるんですね。頂き物で、開けたら価値が下がる気がして、2年ぐらいずっと開けられずにいたんです。それを友達に話したら、見たいということになり、最近、見せたんです。高級なシルクの箱に入っているのをパカッと開けて、シルクの包みを丁寧に開いて、付いてたシールも丁寧に剥がしたんですけど、あれは青春だったなと思います」

井頭「(笑)」

板垣「だって、トイレットペーパーをあんなに丁寧に開けることってあります? 二人でうわーって言いながら見たのは、青春だったなって感じます」

――意外な角度から来た青春でしたね(笑)。映画の撮影は奥河内のさまざまな名所で行われましたが、印象に残っている場所は?

板垣「僕は神社のシーン。めちゃめちゃ雨を降らすので、読んでる手紙がビリビリになっちゃうよって内心思ってました(笑)。その神社の奥の建物もすごくて…」

井頭「国宝級の建物なんだよね。観心寺の恩賜講堂」

板垣「そうそう。内部もすごくて、こんなにちゃんと残ってるんだ!って驚きました」

井頭「私は(下赤阪の)棚田が印象的でした。その場にいても緑が広がってとてもキレイでしたけど、映画の完成版を見たら、ドローンで撮った上空からの映像もあって、本当に美しくてすごく感動しました。夜はスポットライトで照らされているそうで、それもすごくキレイだそうなんです」

板垣「えっ、そうなの?」

井頭「そうなの。地元の方に聞いたのですが、夜は行けなかったので、いつか行ってみたいです」

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