――では、お二人が普段青春を感じるのは、どんな時ですか?
井頭「仲間とかとバカみたいに笑ってる時。アホなことしてる時ほど、後から考えて、青春してるな〜と思います。みんなで思い出話してる時とか」
板垣「そうだよね」
井頭「あの時しかできなかったことだなと感じると、青春だなと思います」
板垣「そういう意味で言うと、うちにすごい高級なトイレットペーパーがあるんですね。頂き物で、開けたら価値が下がる気がして、2年ぐらいずっと開けられずにいたんです。それを友達に話したら、見たいということになり、最近、見せたんです。高級なシルクの箱に入っているのをパカッと開けて、シルクの包みを丁寧に開いて、付いてたシールも丁寧に剥がしたんですけど、あれは青春だったなと思います」
井頭「(笑)」
板垣「だって、トイレットペーパーをあんなに丁寧に開けることってあります? 二人でうわーって言いながら見たのは、青春だったなって感じます」
――意外な角度から来た青春でしたね(笑)。映画の撮影は奥河内のさまざまな名所で行われましたが、印象に残っている場所は?
板垣「僕は神社のシーン。めちゃめちゃ雨を降らすので、読んでる手紙がビリビリになっちゃうよって内心思ってました(笑)。その神社の奥の建物もすごくて…」
井頭「国宝級の建物なんだよね。観心寺の恩賜講堂」
板垣「そうそう。内部もすごくて、こんなにちゃんと残ってるんだ!って驚きました」
井頭「私は(下赤阪の)棚田が印象的でした。その場にいても緑が広がってとてもキレイでしたけど、映画の完成版を見たら、ドローンで撮った上空からの映像もあって、本当に美しくてすごく感動しました。夜はスポットライトで照らされているそうで、それもすごくキレイだそうなんです」
板垣「えっ、そうなの?」
井頭「そうなの。地元の方に聞いたのですが、夜は行けなかったので、いつか行ってみたいです」
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