“鬼”の女子高校生を演じた井頭愛海「家族それぞれが違うツノ生やしてました！」

“鬼”ならではのシーンにも注目してください

――そうして撮影された映画は、最終的にとても高校生の作品とは思えぬ立体的な仕上がりを見せますが、そこは見てのお楽しみということで、最後に見どころなどを教えてください。

井頭「『鬼ガール‼』なので、“鬼〇〇”みたいなシーンがいっぱい出てきます。クスッと笑える“鬼”ならではのシーンにも注目してほしいです」

板垣「僕は、映画製作の仲間を集めるときにみんなに配っていた“きびだんご”もめちゃめちゃ面白いなと思った」

井頭「あと、ももかの家族全員がツノを生やして、ご飯食べたりしているところも面白い(笑)」

板垣「あれはCGとかじゃなくて、付けてたの？」

井頭「そうそう。みんな、それぞれに違うツノを生やしているので、こんなツノしてるんだって観察してました。弟のツノはちっちゃくてかわいらしくて、私はちょっとゴツくなって、お父さんは縦に長いみたいに、ツノもこだわって作られていたので、そこも見どころです！」

板垣「劇中だけでなく、映画の裏側でも僕らが映画部チームのようなコンビネーションで取り組んでいたので、それが画面に出ているのではないかと思います。皆さんも映画の中に入ってきて、同級生のような気持ちで見てもらえたらうれしいです」

取材・文＝及川静