コロナ禍で発生した豪雨災害 不自由でも避難所に行かない被災者の選択「三密は避けたい」

2020/10/05 05:00 配信

芸能一般

10月11日(日)の「NNNドキュメント’20」では、コロナ禍の被災地で何が起きていたのか密着(C)NTV


10月11日(日)の「NNNドキュメント’20」(夜0:55-1:25、日本テレビ系)では、「災いと禍 豪雨3か月 熊本からの警告」を放送。7月4日、熊本で発生した豪雨災害は新型コロナウイルスへの警戒が続く中、全国初の大規模災害となった。番組では、そんなコロナ禍の被災地で何が起きていたのか密着した。

「三密は避けたい」被災者の選択


被災者の中には、密になる避難所での感染を恐れ、不自由でも避難所に行かない“在宅避難”を選ぶ人が現れた。

また、感染拡大防止で広域からのボランティア参加が困難になり、人手不足による復旧の遅れが明らかに。さらに、2カ月後の台風10号接近では、避難所不足で受け入れを断る自治体も現れた。

自宅が浸水被害に遭い、ライフラインが寸断された被災者が身を寄せた避難所。運営する自治体は、密を避ける配置や消毒体制など、感染を広げない対策に追われたが、用意していた運営マニュアルの限界にも直面した。

県外から派遣された保健師の感染が判明し、約400人がPCR検査を受ける緊急事態に。さらに、周囲で感染者が確認され、施設内での家族の面会も禁止する措置を迫られた。そうした中で、避難所に行かず自宅の2階や車で寝泊まりする被災者も。

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