上白石萌音、清原果耶、森七菜…若手女優の“歌手活動ブーム”再到来の訳 アイドルブームの盛衰と因果関係?

2020/10/07 07:15 配信

芸能一般 コラム

オリジナルフルアルバム『note』をリリースした上白石萌音2020年ザテレビジョン撮影


ドラマ「恋はつづくよどこまでも」(TBS系)などに出演しブレイクを果たした女優・上白石萌音が、8月にオリジナルフルアルバム「note」を発売。野田洋次郎(RADWIMPS)、水野良樹(いきものがかり)ら豪華アーティストが制作に参加したことが大きな話題となった。他にも最近、清原果耶森七菜ら若手の注目女優がこぞって音楽活動に力を入れ、新たな潮流となっている。

上戸彩、綾瀬はるか、新垣結衣も!かつては“定番パターン”


1990年代から2000年代まで、売り出し中の若手女優が音楽活動をすることは珍しくなく、ある種定番のパターンでもあった。

新垣結衣は2007年、初主演映画「恋するマドリ」の主題歌「メモリーズ」で歌手デビュー。その他、映画「恋空」の挿入歌「heavenly days」などを発表し、2010年までに4作のシングルと3作のアルバムをリリースしている。

「ドラゴン桜」(2005年、TBS系)や「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」(2006年、日本テレビ系)、「パパとムスメの7日間」(2007年、TBS系)などのドラマに出演しブレイクを果たした時期だった。

綾瀬はるかも、2006年に持田香織と小林武史プロデュースの「ピリオド」で音楽デビューし、2010年までに4作を発売している。他にも桐谷美玲、武井咲、波瑠らも若手時代に歌手活動をしていた。

また、1997年に広末涼子のデビューシングル「MajiでKoiする5秒前」が約60万枚の売り上げを記録し大ヒット。上戸彩は、2002年から2009年にかけてシングル16枚、アルバム6枚を、仲間由紀恵は1996年から2000年にかけてシングル7枚、アルバム1枚を発売するなど、本格的な音楽活動を行っていた。