――3日間のイベントを終えた今の率直な感想を教えてください。
斉藤真木子:SKE48として初の試みの30時間超の配信ライブということで、今日までメンバーそれぞれ今までにないくらいの頻度でレッスン場に通ったりとか、昔の曲をたくさん聞いたり踊ったりしたこういう企画だったからこそ、メンバーそれぞれがいろんな公演を知ることができたり、自分の限界に挑戦したりすることができたなという達成感で今はいっぱいです。
13年目がどうなるかっていうことよりは、12周年を終えて本当によかったねという感じでメンバー全員、(新型コロナウイルスの影響で)卒業時期を逃して保留になっているメンバーもいますけど、13年目をみんなで笑ってスタートできるということに、今は喜びをかみ締めています。
古畑奈和:私は7年ぶりに出る公演もあったんですけど、そのときはまだ10代で子供の表現しかできなかった中で、今こうやってまたその曲に触れることで「こういう表現の仕方ができるようになってるんだ」とか、そういう成長を自分の中に見つけて自信に変えられた、すごくいい機会だったなって思います。
同時に、後輩は初めてやる公演も多かったんですけど、そこに向き合って頑張っている姿にすごく感動したので、その姿勢を引き継いでいってもらっていって、もっともっと魅力的なSKEに一緒にして行けたらいいなって改めて思いました。
松井珠理奈:私はSKE48に初めて頂いたオリジナル公演の「手をつなぎながら」に出させていただいたんですけど、その当時の衣装を着たり振り付けをやったりして、当時のことを思い出して初心に返ったというか、ステージに立つ楽しさっていうものを改めて感じました。
当時いたメンバーは私以外いないですし、12周年という点でも立ち上げからいたメンバーは私しかいないんですけど、でも周りのメンバーにもやっぱり気持ちは一つというか、SKEのメンバーである限り“SKEの(12周年)”っていうことを心に留めてステージに立ってほしいっていうことをしっかり伝えられたので、みんな一つになれたかなって思います。
あとは、率直に、これはメンバーとしても外から見た視点としても、12周年でこれだけやってしまったら13周年で何をやるんだろうって(笑)。そう思いながら、来年は楽しく見たいなと思います。
――“松井珠理奈卒業シングル”ということで、27thシングルのリリースも発表されましたが、改めて意気込みなどを聞かせてもらえますか?
松井:「卒業だから」とか「最後だから」とかっていうのが関係ないわけじゃないですけど、普段通りに気合を入れてっていうのは変わらずに、久しぶりのシングルでもありますので、SKEらしい懐かしさを感じるというか、「これぞSKEだよな」っていうパフォーマンスが見せられる曲が来たらいいなって思っています。
私が思っているだけで、まだ何も話してないから最終的にどうなるか分からないんですけど、とにかくたくさんのメンバーと最後なので一緒に歌いたいなって思っています。
斉藤:「ソーユートコあるよね?」から約1年ぶりになるんですよね。SKEとして久しぶりのシングルになるので、プレッシャーをかけるわけではないですけど、「パレオはエメラルド」を超えるくらいの名曲がこれを機に生まれたらうれしいなって思うし、珠理奈さんが卒業された後もみんなで必ず歌い継いで、この先のSKE48にも残る名曲になるような曲が生まれればいいなと思います。
古畑:珠理奈さんと撮れるMVはこれが最後だと思うので、MVの中にちゃんと触れ合った場面を残しておきたいです(笑)。卒業された先輩たちもストーリー系のMVで、感動をファンの方に届けることができたと思うので、元気系なのか感動系なのかどういう形になるかは分からないですけど、珠理奈さんと楽しんで撮れたことを残しておきたいなって心から思います。
松井:ありがとうございます(笑)。とにかく思うのは、ずっとたくさんの作品でセンターに立たせていただいたので、最後の曲は「次のセンターは誰だ!?」っていう目線でも見てくれたらうれしいなって思いますね。そういう想像もしながら、楽しんで見てほしいなって思います。
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