スターダスト新人開発担当が語る“SNS時代”のタレント像とは コロナ禍でオーディションにも変化

2020/10/12 07:15 配信

アイドル インタビュー

オールジャンルのオーディション「第1回スター☆オーディション」が開催された※提供写真


今のトレンドに合った人材発掘


――御社ではオーディションでどういう人材を求めていますか?

俳優、タレント、アイドルなど弊社に対してみなさんが抱いているイメージがあると思いますので、各ジャンルでの王道なオーディションで弊社のイメージに合う方を途切れずに発掘していくことが大事だと思っています。それとは別に、今のトレンドを踏まえた新しいオーディションも行なっています。

――それはどのようなオーディションですか?

「超期間限定!!“夏映え”オーディション」(現在は応募終了)です。これは私が直近で担当したオーディションなのですが、演技・モデル・タレント・インフルエンサーに興味のある方を対象に開催しました。今、コロナ禍のため、直接会って面接することができない状況もありますので、こちらから応募者のSNSを見に行って、とっておきの“夏映え”を見せてもらうという内容です。“インスタ映え”という言葉がありますが、ご自身のとっておきの夏の思い出と共に世界観を見せてもらいます。現在、審査中ですが新たな可能性を感じています。

――今やInstagramをはじめ、YouTube、TikTokなど、発信ツールも増えましたし、影響力も大きいですよね。

はい、SNSなどは加工や編集ができるんですが、それをいい意味で捉えると“セルフプロデュース”ができるということでもあります。最近活躍されているタレントさんを見ているとセルフプロデュース力に長けていますし、これからはある程度ネットに強いというのも有利だと思い、これまでのオーディションと比べると奇抜な内容ですが開催を決めました。