コブクロ初の配信ライブ開催!ドラマで話題の新曲をライブ初披露!無観客でも爆笑トーク&感動へと包み込む!

2020/10/06 15:00 配信

音楽

MCでは相変わらず笑いをおこす2人


冒頭の2曲を終えた最初のMCは、「今日は俺の得意なお客さんイジりが全くできない」という冗談交じりの黒田のボヤきから始まった。そして小渕によるバンドメンバー紹介の締めでは、「……そして今日の日を待ってくれていた最高のメンバー、お客さんです!」と、画面の向こうのオーディエンスに向けて手を差し出す。そして「こうして無観客でやらせていただく大きなライブというのは初めてですけど、僕らはストリートでやっていたとき、(最初は)お客さんもいませんでしたし、ライブハウスのステージに初めて立ったときも、お客さんがいっぱいにはならない時期というのもありましたが、今回の無観客というのはそういう意味でお客さんがいないんじゃない、こんな時代でも画面を通して待っていてくれる人がいる、そんな無観客ですから。僕はこの無観客の“無”を、“夢”と書きたいね!」と熱く語り掛けた。

そんな小渕らしい熱いMCを、黒田は絶妙なイジりで笑いに変えていく。そこから、コロナ禍によって延期となった東京五輪とアスリートたちに思いを馳せた「今、咲き誇る花たちよ」(※NHKソチオリンピック/パラリンピックテーマソング)、そして「流星」「桜」と、コブクロを代表するヒット曲を立て続けに披露。普段のライブならクライマックスといってもいい選曲だが、それらは歌い上げる声の力強さよりもむしろ、聴き手に優しく語りかける、背中をそっと押して勇気づけるような歌として響いた。

続いてそんな2人の思いがそのまま歌となったような新曲「Lullaby」へ。いまだ不安を感じる日々を過ごす全ての人たちに向けたこの“子守唄”で、「ただ通り過ぎてく この時間も 幾年か先の日々を支える 想い出になる」と二人は穏やかに歌う。さらに「陽だまりの道」へ、かけがえのない日常にフォーカスした楽曲で聴き手の気持ちに寄り添っていく。