北川景子、8年間で一貫して変わらないことを明かす「いつも一生懸命に“今”という瞬間を生きてきたこと」

2020/10/07 04:00 配信

芸能一般

シチズン「クロスシー 2020AW 新しい時間」編より※提供写真


北川景子が明かす「8年で変わったこと」


――今回、8年分のCM映像をご覧になって、どのようなことを感じましたか?

その時その時の等身大の自分を、クロスシーのコマーシャルで映していただいてきたんだなぁと感慨深くなりました。最初のCMの撮影時は25歳だったと思うんですけど、「これから仕事1本で頑張るぞ」という、がむしゃらな時期から始まって、仕事に余裕ができて楽しくなってきた時代もクロスシーと一緒にいて、それから結婚をして、家庭と仕事の両立にもがいていた時代もクロスシーと一緒にいて、一人の人間としていろんなステージをクロスシーと一緒にのぼってきたんだなぁと感じました。

――今回の撮影で意識した点をお聞かせください。

今回の「今までいろいろあったけれど、でも今の自分が一番いい」というメッセージが、まさに現在の自分の状況でした。時計って時間を確認するためだけのものではなくて、ずっと一緒に歩んでくれる、味方でいてくれる存在だったなと振り返りつつ、これまでのコマーシャルで8年間、その時その時の自分をありのままに映していただいてきたように、今の状態をありのままに映していただきたいという気持ちで、あまり深く考えすぎずに自然に楽しんで演じました。

――過去のCMで思い出深いものはありますか?

最初の1本目はすごく印象に残っていて、「絶対いいコマーシャルにしたい」という気合と、仕事にがむしゃらで一生懸命だ

った時のことが思い出されますね。作品を見ると当時の自分が思い返されて、どれも大切で一つには決められないですね。

――この8年で、変わったなぁと思うことは?

変わり続けてきた気がしています。女性って、みんな常に取捨選択を迫られていて、お仕事をしている方や家庭で主婦や母親として頑張っている方、その時その時の年齢なりの悩みがあって女性は常に戦っているし、常に一生懸命でがむしゃらに生きている生き物なんだなと、8年を通じて感じました。

私自身、すごく無敵でバリバリ働くんだという時期もあったり、このままでいいのか不安な時期もあったり、いろんな繰り返しの8年間でした。その時その時で考え方や状況も違っていたなと思います。ただ、いつも一生懸命に“今”という瞬間を生きてきたことには一貫して変わりがなかった8年間でした。これまで変わり続けてきたように、今後も変わってもいいと思っていて、変わっていきながら一生懸命生きていきたいと思っています。

シチズン「クロスシー 2020AW 新しい時間」編より※提供写真


――新しいライフステージが始まりますね。どんな期待や不安がありますか?

自分の仕事はたくさんの方に「伝える」仕事なので、いろんな経験を積むことで自分が成長できれば、たくさんの方の勇気や希望になれる可能性があると思っていて…(これから新しい時間を歩んでいくことを通じて)何か一つ、いい化学反応が起きてくれるのではないかという期待があります。この8年間は大変なことも含めて良かったなと思うので、これからも、きっとこれで良かったんだと思える生き方をしたいし、頑張ろうと今は前向きに考えています。

――最後に、新しい時間をスタートする女性たちに対してメッセージをお願いします。

「新しい時間をスタートする女性へ」というエールを込めたコマーシャルになりました。これまで新しいステージに進むときや新しい時間を始めるときってすごく不安があったり、大丈夫かなと思いながらいつも一生懸命だった気がするんですけれども、全国の女性の皆さんが頑張っているんだから私も頑張らなければという気持ちで時を刻んでくることができました。私もそんな女性たちに、一緒に頑張りましょうとエールを送れるような存在となれるよう、これからも頑張っていきたいと思っておりますので、一緒に良い時を刻んでいきましょう。

シチズン「クロスシー 2020AW 新しい時間」編より※提供写真

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