10月11日(日)の「世界一の九州が始まる!」(毎週日曜朝10:15-10:30、RKB毎日放送ほかJNN系九州各局)は、MBC南日本放送製作の「自動で簡単!コンテナ栽培」を放送する。
鹿児島県南さつま市の株式会社エルム。さまざまな電子機器などを開発、製造している会社が独自の「コンテナ型栽培システム」を世に送り出した。
コンテナは、船やトレーラーでの輸送に使われるもので、長さ約12メートル、幅と高さは2~3メートルのサイズ。赤と青のLEDが照らす内部で、野菜の苗やベビーリーフ、スプラウトなどの小型野菜を栽培できる。
システムの特徴は、「栽培の自動化」。種をまいたトレイを内部の棚にセットすれば、あとは温度・湿度の調節、水や養液を与える作業など、すべてをシステムにおまかせ。独自開発された自動搬送ロボットがコンテナ内で稼働する。人の手で行う作業は種まきと収穫だけで済むため、育成のノウハウが無い人でも簡単に栽培できるという。
また、コンテナなのでシステム一式をそのまま輸送できるほか、高い断熱性能でどんな気候にも左右されないのが強み。開発グループの責任者、和田健吾さん(42歳)は「高品質の苗や野菜を、どこでも誰でも計画的に安定して生産できる」と語る。
そのコンテナ栽培システムの可能性や、今後の展望を伝える。
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