公開にあたり、久しぶりに本作を観たという吉田。「4年前観た時と捉え方・感じ方であったり、僕が覚えていた印象と全然違ったことにびっくりしました。4年の間で母が亡くなったんです。かけがえのない命と向き合った時に、気づくことがめちゃくちゃあったんです。それを経て今の自分がこの作品を見た時に、(本作は)人のあり方というか、科学のあり方というか、そういうものが投影されていて、人の欲であったりエゴであったりが垣間見えました。ラストシーンで情景を感じた時に、『人やなー』とか『人生ってこういうことなのかなー』って感じて、涙してしまいました」と、途中お母さんを思い出し、言葉に詰まる場面も見られた。
心の中を見られる世界で、大切なことは何かということに気付いていく登場人物たち。その過程を描き出す映画「メカニカル・テレパシー」は、「ザテレビジョンYouTubeチャンネル」にて本編の冒頭シーン9分半の映像をノーカットで視聴可能。読んだことのないSF小説の1ページ目を開いたような体験が待ち受けているはず。
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