恵比寿マスカッツから、ひときわ貧乏なメンバーを選抜して新曲を提供、自らの手でお金を稼いでもらうという成りあがりプロジェクトとして誕生した新ユニット・ATM。同ユニットを手掛けるのは森三中・黒沢かずこ扮する相沢香澄プロデューサー(あいざわ・かすみ、以下「相沢P」)だ。9月22日の「恵比寿マスカッツ 真夜中の運動会」(毎週火曜夜11:00-11:30、ABEMA SPECIAL 2チャンネル)では、その活動の様子を放送。そこには、時に泣き時に怒り“本音”をぶつけ合う7人の女の子の姿が映し出されていた。
WEBザテレビジョンでは収録に潜入し、ATMの成長の過程を放送と連動しながら、その舞台裏も合わせてリポートしていく。
本記事はその第2回として、各メンバーのユニットに懸ける思いとその“本音”にさらに迫るべく、リーダーの石岡真衣、メンバーの小林ひろみ、白藤有華にインタビューを行った。
――最初の曲(メロディーの印象強さから通称「ピーヒャラ」と呼ばれるようになった曲)が白紙になった時の気持ちについて聞かせてください。
毎日この曲を聞いて、何度もやり直しながら歌詞や振り付けを考えた曲だったので、この曲に思入れもあって、白紙になった時はすごくショックでした。でも、白紙になった理由があると思うので、その理由を考えて次の曲に生かしたいです!
――「ピーヒャラ」の曲を最初に聞いたときはどんな印象だったのでしょうか。
「ん?お祭りかな?楽しそうっ!」というイメージでした!
――肯定派だったんですね。そんな曲に対して、初めて歌詞や振り付けを考える作業をしてみていかがでしたか?
かなり大変でした…。一つ一つの言葉の意味、その言葉に込められた想いを考えて…普段マスカッツで当たり前に歌をいただいて、ただ歌っていただけだったので、歌詞の意味を改めてしっかり考えたいなって思いました!
――メンバー同士が本音でぶつかり合う様子が放送されましたが、個人としてはどんな思いを持っていたんでしょう。
カメラが回ってないところでもぶつかり合ったり話し合ったりしたんです。その中で、私がリーダーとして一番気をつけているのは、6人とも全員必要なメンバーっていう事を一番伝えたいなって思っていました。
――マスカッツや他の派生ユニットでの活動とは違いますか?
マスカッツの派生ユニットは今までもたくさんありましたが、ここまで濃厚に活動してるのはATMだけだと思います!だからこそ、団結力とか人間味とかが出てくるのかなって思います。
――今後どんなユニットになっていくといいなと考えていますか?
まだ分かりません…本当に分かんないです(笑)。何が正解なのかも本当に分からないけど、意見がぶつかったらまた話し合って、みんなに愛されるユニットになりたいです。
――個人として、ユニットとしての意気込みを教えてください。
恵比寿マスカッツで活動して5年目になります!マスカッツの活動をしていて、私はずっと「自分はマスカッツに必要のないメンバーなんじゃないかな」って思っていました。私にとって、このユニットが自分の自信になるように…チャンスだと思って頑張りますっ!!
――最初の曲が白紙になった時の気持ちについて聞かせてください。
「うわあ、マジかあ」と最初は思ったんですけど、相沢Pが違うって言うなら違うんだろうなって気持ちに変わっていって。せっかく7人で作るなら、みんなが「これでいこう!」って思える内容でいきたい気持ちがあったし、自分たちでもやれば出来ると分かったので、早い段階で前向きな気持ちにはなっていました。
――「ピーヒャラ」の曲を最初に聞いたときはどんな印象だったのでしょうか。
私は阿波踊りが有名な徳島出身なので、お祭りっぽい感じのあの曲は「おお、ワクワクするな」って。びっくりする感じはなく(笑)、意外とスッと耳に入ってきました。
――初めて歌詞や振り付けを考える作業をしてみていかがでしたか?
難しかったです。「こういう歌詞にしたいよね」って話し合っても、「ピーヒャラ」の曲にハマらなくて(笑)。それとイチから振りを考えるのがこんなに大変なんだなって分かりました。
――メンバー同士が本音でぶつかり合う様子が放送されましたが、個人としてはどんな思いを持っていたんでしょう。
マスカッツの30人と比べて、今回は7人。1人1人の意見が大きくなる分、意見が通る通らないっていうのが見えてきたり、個々の行動も気になっちゃったり…。人数が少なくなればなるほど、良いこともあれば難しいこともあるんだなって思いました。でも私たちはマスカッツがあってのATMなので、ATMでの問題をマスカッツに持ち込むことだけはしたくないと思います。
――マスカッツや他の派生ユニットでの活動とは違いますか?
これまでは曲が用意されていましたが、やっぱり今回は自分たちで曲を作るっていう大変さが違いますね。
――今後どんなユニットになっていくといいなと考えていますか?
みんな支えられてきたモノってあると思うんです、ファンの人はもちろん、親や友達…そういう方々への気持ちを胸に、7人それぞれが抱えている思いを明るさに変えていきたいです。個性ある7人が集まって、7色に光る虹みたいなユニットになればいいなって思います。
――個人として、ユニットとしての意気込みを教えてください。
みんなが成長していけたらいいなって思っています。私自身も成長する機会だと思っていて、課題は…優しくなること、かな。今回の活動でいろいろ悩んでいた時に、ふと親に名前の由来を聞いたら「広く美しい心を持った子に育ってほしいって思ったから」って。この名前が似合う人間になりたいですね。
――最初の曲が白紙になった時の気持ちについて聞かせてください。
悲しかったです。よく分からなくて、ぎりぎりまでたくさん考えたあの瞬間の努力、経験は残るけど、いざ直面するとつらかったです。
――「ピーヒャラ」の曲を最初に聞いたときはどんな印象だったのでしょうか。
曲の完成が想像つかなかったこともあり、正直苦手な印象がありました。
――初めて歌詞や振り付けを考える作業をしてみていかがでしたか?
何もかも初めてで、手が出なくて、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
――メンバー同士が本音でぶつかり合う様子が放送されましたが、個人としてはどんな思いを持っていたんでしょう。
途中逃げ出したかったですし、メンバーも信じられなくもなりました。でも、ユニットの絆がさらに強く固まるきっかけにもなりました。
――マスカッツや他の派生ユニットでの活動とは違いますか?
みんなの個性が強すぎて少し怖いなと思っていましたが、熱があって楽しいです。自分たちでイチから作るのでワクワクしています。
――今後どんなユニットになっていくといいなと考えていますか?
ぶつかり合える仲間になっていくと思います。このユニットは本当に夢がつまっています。
――個人として、ユニットとしての意気込みを教えてください。
何もできないかもしれない。またずれるかもしれない。でも自分なりに頑張っていきたいです。やれる未来、売れる未来を信じて頑張ります。
次回は、藤原亜紀乃、まいてぃ、松岡凛、松本ゆんのインタビューを掲載予定。
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