大黒摩季、ライブツアーがスタート!「皆さんからもらったものを、これからは返していきたい」

2020/10/08 21:40 配信

音楽

大黒摩季の全国14都市を回る「MAKI OHGURO 2020 PHOENIX TOUR ~待たせた分だけ100倍返しーっっ!!!」がスタート

大黒摩季が10月7日、有観客での全国14都市でのライブツアー「MAKI OHGURO 2020 PHOENIX TOUR ~待たせた分だけ100倍返しーっっ!!!」を埼玉・越谷サンシティホールでスタートさせた。

コロナ禍で多くのアーティストがライブやツアーの延期や中止を決める中、自粛や規制で閉ざされがちな世の中の心を解き放つのは“音楽”だという思いで、万全の感染防止対策を施した中でのライブ開催となった今回。

入場時に密にならないように開場時間も開演1時間半前に設定され、チケットも住所や連絡先が登録された電子チケットのみの発売となり、係員との接触がなく入場できるように。

ロビーではグッズ販売やCD即売も行われず、開場後のロビーは人でごった返すといったいつものライブ会場風景とは全く違う様子で、入場者も淡々と自分の席に向かう。

客席は前後左右を1つずつ空けた市松模様に配席され、来場者にはフェイスシールドを無料で配布。ステージのスクリーンには、「大声での発声、歓声の禁止」「マスクの常時着用」「退場時の規制退場」など、ライブを観賞する上での諸注意が何度も繰り返し上映された。

そして、「今こそ、このコロナ禍を生き抜くエネルギーを、自分や未来を信じる光を届ける時なのではないか!」という大黒の意気込みを象徴すべく、オープニングには9月30日にリリースされ、ツアーのタイトル曲でもある新曲「PHOENIX」のイントロが流れ、スクリーンに映し出された不死鳥の飛翔とともにライブの幕が開ける。

大黒は、フェニックス(不死鳥)をモチーフにデザインされた和服衣装で登場。前半は誰もが知るヒット曲のオンパレードで観客を引っ張り、「私たちは皆さんに安心して楽しんでもらおうと思って、全員PCR検査を受け陰性です。舞台の中は万全です」と感染防止対策の施された公演であることを伝える。

その後、連続配信で発表された新曲「OK」「Pray for you」などのバラードを挟み、後半は再びヒット曲を中心としたアップテンポな作品で観客を盛り立てていく。