1978年12月7日生まれ、福岡県北九州市出身。
山口大学医学部を卒業後、救急医療などの現場で経験を積み、その後、感染症を専門とするようになる。2012年より国立国際医療研究センター国際感染症センターに勤務。デング熱、エボラ出血熱擬似症のほか、忽那が診断した珍しい症例として、回帰熱や2013年に国内初となるデング熱に似た熱帯感染症・ジカ熱がある。
今年は20本以上の論文を発表、9月には世界的に最も権威ある医学雑誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に新型コロナウィルス感染症の抗体化の推移に関する論文が掲載された。
出口のないコロナとの戦い、疲弊する現場の中で気持ちが救われたことは漫画家の羽海野チカやたくさんの方々から応援メッセージをもらったこと。落ち着いたら、ウィルスを持つマダニを探しにフィールドに再び行きたいと願う。趣味はお寺巡り。同僚や友人からは「仏の忽那」の愛称で親しまれている。
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