内田理央、魅力あふれる女性刑事を好演!「衣装にも注目してほしいです!」<インタビュー>

2020/10/14 20:35 配信

ドラマ インタビュー

内田理央写真=阿部岳人


内田が華子の衣装を分析!


――華子と似ている部分は?

物事を進めるとき、“慎重”になってしまう所は似ています。皆さんもそうだとは思いますが、「絶対にだまされたくない」という考えは同じだなと思いました。

――役作りではどんなことをしましたか?

刑事役なので、しっかりした印象を与えるように、聞き込みのときのたたずまいやしぐさ、表情などは気を付けました。あとは華子のキャラクターを表現するために、クールでミステリアスな雰囲気が出るように心掛けました。

「ドラマスペシャル はぐれ刑事三世」より(C)テレビ朝日


――どのような衣装でしたか?

女性刑事の衣装といえばグレースーツのイメージが、皆さんもあるかと思いますが、今回の「はぐれ刑事三世」では、そうではありません。白やベージュといった明るい色を使用していて、どちらかというと派手な衣装が多かったです。髪形も黒く染めようとしていたら、監督から、「そのままの色でいいよー!」と言われました。なので、おしゃれで今風な風貌に仕上がっていると思いますので、衣装にも注目してほしいです!

――「はぐれ刑事」シリーズを見たことは?またどのような印象ですか?

子どもの頃に、「はぐれ刑事純情派」の再放送を何度も見たことがあります。特に一度聞いたら忘れないオープニングが、印象的な作品だったなと記憶しています。また、誰もが知る有名な作品という印象があります。なので、私の母も、私が、「はぐれ刑事三世」の出演がきまったと報告したときは「えー!びっくり!」と喜んでくれました。

優しい笑みを浮かべる内田理央写真=阿部岳人


――「はぐれ」の意味はご存じでしたか?

実は、これだけ有名で、親しみのある「はぐれ刑事」シリーズだったのに、「はぐれ」の意味を今まで知らなかったんです。子どもながらに「なんではぐれなの?」という疑問は持っていたのですが、この作品に出ることになって初めて、「はぐれ」の意味を知ることになりました。

今までの「はぐれ刑事」シリーズの「はぐれ」と今回の「はぐれ刑事三世」の「はぐれ」は、意味は違うかもしれませんが、今回の「はぐれ」の意味は、「方向音痴、はぐれる」という意味でした。

「そのままなのね!本当の意味なんだ!」とすっきりしたと同時に面白いなと思いました(笑)。

――原田さんの印象は?

穏やかな方で、泰造さんがいるだけで現場が優しい雰囲気に包まれていました。同じように浦安刑事も穏やかな性格なので、泰造さんにぴったりな役だなと感じました。カットの声が掛かっても、いい意味で、浦安刑事なのか、泰造さんなのか、違いが分からないほど二人ともそっくりな性格なのだと思います。

「ドラマスペシャル はぐれ刑事三世」より(C)テレビ朝日


――原田さんとのエピソードは?

私は、「はぐれ刑事三世」の撮影をしている時期に、舞台「星の数ほど星に願いを」もやっていたんです。「はぐれ刑事三世」の撮影の休憩時間に、唐突に、泰造さんが「舞台、面白かったね」と声を掛けてきてくれのですが、言われた瞬間は、よく分からなくて、「え?何の舞台ですか?」といろいろ聞いていくうちに、泰造さんが自分で私の舞台のチケットを取って、お忍びで見に来てくれていたんです。

「えぇー!そんなことある!?」とすごくびっくりしました(笑)。泰造さんの優しさや愛情の深さを知り、改めてすてきな人だなと思いました。

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