NHK総合ほかで'12年4月2日(月)よりスタート予定の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」の出演者発表会見が9月13日に都内にて行われた。会見には、ヒロインの下村梅子を演じることが決定している堀北真希に加え、今回発表された高橋克実、南果歩、ミムラ、小出恵介、倍賞美津子、鶴見辰吾、片岡鶴太郎、松坂桃李らが出席した。
同作の舞台は東京・蒲田(現・東京都大田区)。昭和20年終戦直後、焼け野原と化した蒲田で、復興や昭和の奇跡の経済成長を支えていく名もなき人々に寄り添って、命を守る医師になっていくヒロイン・梅子の姿を描く。
梅子の父・建造を演じる高橋は、15分に一回は笑いが起きるというこのドラマの話を聞いて「そういう(笑いの)一端を担うことができるんだなと思っていたら、プロデューサーから『厳格な医者の父親の役だ』と説教じみたあいさつをいただきました(笑)」と自身にとってハードルの高い役になることを明かした。
梅子の兄・竹夫を演じる小出は「僕は初めてNHKのドラマに出させていただくので、すごくうれしいです。自分は男兄弟のため、女性の姉妹に憧れていたので楽しみながら頑張りたいと思います」と撮影を待ち望んでいる様子。
梅子の幼なじみ・安岡信郎を演じる松坂は「作品が戦後の時代を描くということで、僕は体験をしたことがないのですが、今回この作品を通して当時生き抜いた人々の力強さというものを演じることができたらいいなと思っています」と緊張しながらも素直な気持ちを語った。
最後に、堀北は共演者について「きょう、共演させていただく皆さんとやっとお会いすることができました。皆さんは私の家族だったり、お隣さんだったりと、とても近い関係なので、早く仲良くなりたいなと思っています」と語り、「いよいよ『こんな感じになるんだ』という線がはっきりしてきたと思います。以前、プレッシャーも感じていると話しましたが、すごくやる気満々です。そういう自分の前向きな気持ちをエンジンにして自分を動かして、役作りをしていきたいなと思っています」と撮影に対する気持ちを力強く語った。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)