映画「探偵はBARにいる」の初日舞台あいさつが9月10日、都内で行われ、出演者の大泉洋、松田龍平、小雪、西田敏行と、橋本一監督が登場した。
同作は、東直己の小説「ススキノ探偵」シリーズの2作目「バーにかかってきた電話」を映画化したハードボイルド・サスペンス。北海道・札幌にある大歓楽街・ススキノを舞台に、探偵(大泉)と相棒の高田(松田)が、謎の女性からの奇妙な依頼に端を発する難事件に挑む。
地元・北海道を舞台にした作品で映画初主演を務めた大泉は「感無量です。かわいがって育てた子供のような映画です。私はちょうど3カ月の子供を育てていますが、まだ生まれてないのもここにいらっしゃって」と小雪の妊娠についてコメントすると、小雪は「最近、蹴り始めました」と笑顔で応えた。劇中で小雪の夫役を演じた西田も、「おなかの子が自分の子のように思えてきました(笑)」と感激の様子だった。
また、作品について大泉は「地味らしいので、本当の探偵はやりません。このシリーズはまだまだやっていこうと思ってますが。ただ、ここまでのアクションはやりません。大変だったので(笑)」と会場を笑わせたが、客席から「もっとやって!」と声が上がると、一転して「やりましょう!」と意欲を見せた。
大泉と初共演となった松田は「ご一緒できて、勉強になったというか、あまりこういう人を見たことがなかったです」と、劇中同様マイペースな発言をすると、大泉に「おいおい」とツッこまれ「やりながら楽しかったです」と付け加えた。
橋本監督は「皆さんの反応を見て、僕はシリーズ化をしていくと確信しました」と大胆発言。それを聞いた大泉も「体を2(作目)までに鍛え上げて、今度は全編、裸で登場したいと思います!」と声高らかに宣言した。
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