山本彩「“挑戦するライブ”のほうが成長できる」、無観客ライブに懸けた想いを語る

2020/10/12 20:02 配信

音楽 インタビュー

ステイホーム期間に制作した新曲もサプライズで披露


ステイホーム期間に作ったという新曲「愛なんていらない」をサプライズで披露


――アンコールでは新曲「愛なんていらない」も披露していました。この楽曲は、山本さんが出演される「モスバーガー」のCMソングですね?

はい。この曲はCMのお話をいただく前から、サビのメロディと歌詞ができていた曲で、CMのコンセプトにもぴったりということで、そのまま生かすことになりました。単独でCMに出させていただく経験はあまりないですし、しかも自作曲を使っていただけるなんて……すごく特別なことだなと思いながら撮影に臨みました。

ライブは無観客だったので、すぐに皆さんの反応は分からなかったけど、「この曲、気に入ってもらえるかな?」という不安は不思議となくて。自分が書きたいことをありのままに書けたからかもしれません。後日、皆さんから好意的なコメントをたくさんいただいて、良かったなと思いました。

なかには、「大丈夫?」「何かあったの?」と心配してくださる方もいましたが(笑)、特に悩んでいたわけではなくて。恋愛は生きる上で大切なことの一部ではあると思うけど、私はいま、仕事が好きで楽しくて仕方ない。家族や友達との時間も大切にしたいなと思っています。そういう想いを込めて書いた楽曲です。

――表題曲「ゼロユニバース」はドラマ(「あのコの夢を見たんです。」毎週金曜夜0:12-0:52、テレビ東京系)の主題歌として書き下ろしたものですか?

はい。台本を読ませていただくと、主人公が回を追うごとにどんどん妄想が深まってのですが、それが面白いなと思いました。ストレスやプレッシャーから一時的に解放されたくて、妄想を膨らませることってあると思うんです。でも、主人公はそれを“逃げ”だと思って、後ろめたい気持ちがあるんじゃないかなと。

女性って特にそうだと思うんですが、ついつい妄想をしてしまいがちなんですよね(笑)。だから、「妄想するのは悪いことじゃないんだよ、妄想してもいいんだよ」って、肯定してあげられるような歌にしたいと思いながら書きました。

――ステイホーム期間に新曲の制作をしていたそうですね?

制作期間はいつも自宅にこもりがちになるのですが、今回は気分転換にどこかへ出掛けることも難しくて、いつも以上に孤独を感じました。その気持ちを吹き飛ばすためにも、もっぱら筋トレに励んでいましたね(笑)。

ライブができない悔しさも正直ありましたが、“我慢の時間”があったからこそ、今回のようにまたライブを届けられる喜びもひとしおなんですよね。実際にライブをやって、最初は緊張したけど、どんどん楽しめるようになっていって。ライブの終盤には、私もバンドメンバーもすごく手応えを感じることができました。

――だから、最後に“アリーナでライブする”宣言が飛び出した?

あの言葉は、ずっと言いたかったけど、まだ早いんじゃないかと思って言い出せなくて。でも、今回の経験をして「今逃したら、いつ言えるだろう」って思った。ライブも自分なりに納得のいくものになったので、胸を張って言うことができました。応援してくださる皆さんにとっても、目標があるって士気が高まると思うし、この先も一緒に走っていっていただけたら嬉しいです。

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