初の通し稽古ということで緊張感に満ちているかと思いきや、稽古場の空気は明るく穏やかだ。きっと、座長であるTravis Japan7人の温かさ故なのだろう。オープニング「Namidaの結晶」の美しくエモーショナルなダンスからスタートし、激しいアクション&殺陣と息つく間もなく物語は展開。今年は幕間なしの構成のため、ショータイムを含め約90分間7 人は動きっ放し。ステージ経験豊富な彼らでも、体力的には恐らくギリギリだ。袖にはけるたびに、水をがぶ飲みし、大量の汗を拭う。中には座り込むメンバーも。しかし、出番が来ると一瞬でエンターテイナーの顔に。彼らの熱く真摯な姿に胸を打たれた。
今作はストーリーもブラッシュアップされ、7 人が演じる“虎者”の戦う意味、彼らと家族の絆がより伝わる構成に。アクションシーンは迫力満点。体術や刀を使って、次々に敵を倒していく7 人にくぎ付け。
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