乃木坂46・賀喜遥香が、11月7日(土)放送のよるドラ「閻魔堂沙羅の推理奇譚」(毎週土曜夜11:30-0:00、NHK総合)の第2話にゲスト出演する。同作品はミステリー作家・木元哉多の人気シリーズをドラマ化したもので、閻魔堂の主・沙羅(中条あやみ)が亡者に生き返りを懸けた推理ゲームをさせる異色のオムニバスミステリードラマ。第2話は、殺された主人公の女子高校生・向井由芽(賀喜)が自身の生き返りを懸けて、誰にどんな理由でどのように殺されたかを推理する。
今回、賀喜にインタビューを行い、2週にわたって掲載。第2弾は、人生最大のピンチのエピソードや芝居に対する思い、今後チャレンジしてみたいことなどについて語ってもらった。
――物語では、由芽ちゃんが自身の生き返りを懸けて推理に挑戦しますが、もしご自身が同じような状況になったら推理できそうですか?
由芽ちゃんと同じように、沙羅さんの「(推理するために必要な新事実などはなく)あなたの頭の中の情報で絶対に導き出せます」という言葉があれば、たぶん頑張れると思います!
――人生最大のピンチに見舞われる由芽ちゃんですが、ご自身の最大のピンチは?
4期生の遠藤さくらちゃん、筒井あやめちゃんと私の3人が初めて上海のライブに参加させていただいた時に、ライブの翌日に3人でロケをしてから帰国するというスケジュールだったんです。
ライブが終わってホテルに帰ったら倒れるように寝ちゃって、気付いたら朝、部屋のドアがドン、ドン、ドンってたたかれていて、マネジャーさんが「起きてる!?」って(苦笑)。
「もうメーク開始時間を10分過ぎてるよ!」って言われて、「どうしよう、まだお風呂に入ってない!」って思って、それから人生で一番速くお風呂に入って、大急ぎでメークさんにメークしてもらいました。
ロケのスケジュールは詰まっていたし帰国の飛行機の時間もあって、一番後輩の私が絶対遅れられない状況だったので、あの時は本当に焦りました…。
――初めての一人でのドラマ出演を経て、お芝居に対する思いは変わりましたか?
お芝居の楽しさを感じつつも、「まだまだだな」という思いも強く感じました。今回の撮影でプロの方々とお話させていただいて、皆さんお芝居に対してすごい熱意を持ってらっしゃって、軽い気持ちではできることじゃないなって。
私もお芝居に対して気持ちはあるのですが、撮影中も「こんな私が、この場にいていいのかな」という思いが常にあって、自信が持てなかったんです。
一方で、演じるからには役に誇りを持って演じないと役に対しても失礼なので、もっと自分に自信を持てるように変わっていかないといけないなと思いました」
――賀喜さんは何でもできるしっかり者のイメージで、「自信がない」というのは意外です。
声のトーンなのか見た目なのか、「しっかりしているね」って言われることが多いのですが、根は引きこもりがちなオタクだったりするので…(苦笑)。
学生の頃も、明るい人たちとどう話せばいいのかということをいつも考えていましたし。自信があるように見えて、全然ないから「ダメだなぁ…」と。自信がある人って、もっとハキハキしているしキラキラしているから、もっと自分を持たないといけないなと思っています。
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