――真矢さんにとって、さくらはどういう存在ですか?
愛着がありますし、さくらのように見過ごせないところも似ていると思います。さくらに出会ったことにより、直線的な正義や優しさだけが全てではなく、いろんな優しさがあっていいことも学んでいます。正義感も出し方によっては、その人の人生を大きく変える出来事も起きてしまう。“善人”とは、とてもいい言葉だと思って生きてきましたが、単純にとらえてはいけない、とてもセンシティブな言葉だと思いました。
――視聴者の方にメッセージをお願いいたします。
厳しい状況の中ですが、コロナ禍で虐待のニュースを私たちは日常的に目にし、耳にし、さらに増加している気がしていて、この物語は決して遠い話ではないと思っています。さくらは説教がましくはなりたくないですが、できる範囲のことでいいので、皆さんが思う目線で子どもたちを応援し、私たち大人も子どもたちと変わらずぶつかりながら生きているというところを見ていただききたいと思います。
真矢ミキ主演、「さくらの親子丼」は明日10月17日(土)スタート。
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