恵比寿マスカッツから、ひときわ貧乏なメンバーを選抜して新曲を提供、自らの手でお金を稼いでもらうという成りあがりプロジェクトとして誕生した新ユニット・ATM。メンバーは、石岡真衣、小林ひろみ、白藤有華、藤原亜紀乃、まいてぃ、松岡凛、松本ゆんの7人。同ユニットを手掛けるのは森三中・黒沢かずこ扮する相沢香澄プロデューサー(あいざわ・かすみ、以下「相沢P」)だ。10月13日の「恵比寿マスカッツ 真夜中の運動会」(毎週火曜夜11:00-11:30、ABEMA SPECIAL 2チャンネル)では、それぞれがリアルな意見をぶつけ合う様子や新たな曲候補を選ぶ様子が放送された。
WEBザテレビジョンでは収録に潜入し、ATMの成長の過程を放送と連動しながら、その舞台裏も合わせてリポートしていく。本記事はその第4回として、各メンバーの新曲に対するコメントや収録中写真、現場の様子などを公開。
お酒を飲んだ後にリモート会議に参加した松岡、そんな彼女の姿勢に意見をぶつける小林。感情をぶつける2人の話し合いから始まった。「あきらめたくない」という松岡に、「私は信じたい」と返す藤原。さらに、自分の意見が言えなかったと涙を流す白藤に、ATMリーダーの石岡は「この1~2週間でひと皮向けたなと思う」とフォローする。そして「この7人で頑張っていきたい」と前向きな気持ちを語る松本。そんな話し合いの場に、収録終わりのマスカッツメンバー三上悠亜が、ATMの状況を気にして度々見切れる一幕も。
ユニット活動を見守るマスカッツリーダーの市川まさみからは「チームっていうのは一人じゃ作れない」「全員がちゃんと意見交換をした上で『目標を決めてやっていこう』それで初めてチームが成り立つ」と発言。
さまざまな意見が飛び交う中、まいてぃは「小林さんが怖いんです…」と話し始め、小林や藤原へ過激な発言を連発。「それは今思ってても言っちゃいけない」となだめる相沢Pの言葉を受け、謝罪するなどして話し合いはひと段落。次の段階として、新たな曲候補選びへと進んだ。
音楽プロデューサーのTAKU Tanakaが新たに9曲を用意。メンバーや相沢Pらが順に聞いていく。1曲目から相沢Pは「カッコいい!」と絶賛。さらに曲のイメージにつながればと、得意のオリジナル歌唱・即興ダンスを披露するほどハイテンションに。
疾走感のある曲、ボカロ調の曲、アップテンポな曲、バラード調の曲など、かわいい曲からカッコいい曲までさまざまなジャンルの9曲は、選ぶのが迷うほどどれも惹かれる曲だ。曲の議論の最中も再び登場した三上は、「私は1番かな!がんばれ貧乏!」と明るい発言とともに去っていく。ATMのメンバーは、明るい曲調でアイドルらしさがある1曲に決めた。
新たな音源9曲を聞いたATMメンバーに感想を聞くと、全員から未来を見据えた前向きな気持ちが返ってきた。
石岡「全部本当に良い曲でした!やっぱりみんなが歌いたい曲を歌いたいと思っていましたが、決まった曲は全員一致でした!」
小林「実は最終的に決まった曲がいいってずっと思ってたんです。自分が好きな曲調っていうのもあるんでしょうけど、ATMの『貧乏だけど明るい』っていうイメージにすごく合うんじゃないかなって。『頑張ろう』感もあってすごくいいなって思いました」
白藤「本気で選ぶ。運命を変える。聞いてる人のことを想像する…といったことを考えながら、みんな歌いやすいものをイメージして選びました」
藤原「『え、こんな良い曲たちの中から選ばせてもらえるの!?』っていうワクワクがすごくありました。最終的に決まった曲が一番良かったです。すごくアイドルっぽいなって思ったんですよね。一緒に声出しできそうだから、ファンの方も応援したくなると思う!」
まいてぃ「1曲目を聞いた時本当に感動しました!明るい未来が見えたというか、パァって明るくなる感じを今でも覚えています!どの曲もそれぞれ個性があって特徴的で、どの歌も歌いたかったです!改めてTanakaさんには感謝の気持ちでいっぱいでした」
松岡「たくさんの音源を持ってきていただき本当にうれしかったです。チャンスをつかみたいって思いました!」
松本「全ての曲が本当に良い曲でその中から選ばせてもらえるってすごく光栄なことだなと思いました!そして聴いたとき良い曲過ぎて鳥肌が立ちました!」
ATMメンバーが曲を選び終えると、総合演出のマッコイ斉藤から別の曲をもとに三上のソロ曲としてプロデュースすることが突如告げられた。続けて、吉澤友貴にも曲が提供されることも発表。さらに収録現場に控えていたmomoROCK(桃乃木かな、辰巳シーナ、如月さや)も、急遽勃発した“マスカッツユニット戦争”に参戦することになった。『年末に全部のMVを上げて一番優秀な再生回数だったチームが賞金を獲得できる』という構想が明かされ現場にいたスタッフが騒然となる中、新たな展開がスタートした。
秘めた熱さをロックで引き出すというコンセプトのユニット、momoROCKの3人は「作ってもらえるからには一番目立ちたい」(桃乃木)、「知らない方にも広げたい」(如月)、「なんでも中途半端になるのがすごくイヤ」(辰巳)と熱意を語り「ライバルたちには勝ちたい」と宣言。吉澤は、毎回収録の見学に来ていた研究生・広瀬りおなとユニットを組み「『赤いワンピース隊』…良くないっすか?」と早くもコンセプトの方向性を明かした。
新たな展開へと進むATMを含む4組。今後も、各ユニットの活動を追うリポート記事などを掲載していく。
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