――初ドラマを経験され、9月には「チーム・ハンサム!」への加入が決定。12月には「HANDSOME アルバム」(仮)が予定されていますが、かつてのインタビューで歌は苦手とおっしゃっていたような?
そうなんです(笑)。歌うこと自体は好きなのですが、人前で歌うのは緊張しますし、レコーディングも苦手ですし…。でも、レッスンを少しずつやらせていただいて、人前もレコーディングも以前より好きになれてきています。とはいえ、本当にまだまだで、自分では聞くに耐えないと思っているので、これからもっと頑張らないといけないです。
――先輩方とご一緒される気持ちは?
まだ現実味がないです。ことし2月に東京・両国国技館で行われた15周年記念ライブを客席から見ていたぐらいなので、そこに自分が加わると言うのは楽しみではありますが、まだ実感が湧かないです。
――皆さんとはお会いになりました?
このご時世なのでリモートでご挨拶させていただきましたが、まだ実際にお会いしていない方も。でも、新人ながらダンスレッスンを先輩方に付けさせていただいているんです。ドキドキしましたが、皆さん良い方ばかりで、ハンサムに入って良かったなと思っています。あと皆さん、ノリが野球部みたいなんです(笑)。筋トレをして疲れてくると、誰かが「わっしょい、行くぞ!」みたいに声を上げて次に進むので、学生時代に経験できなかった青春をしているな〜と思いながら、やらせていただいてます。
――ゆくゆくはハンサムでも振り付けをしてみたいですか?
してみたいです!皆さん、それぞれに個性の異なる俳優さんなので、その個性を生かしたダンスを振り付けできたらなーと思います。
――10月7日に20歳。今後、どんな20代を目指していきたいですか?
10代という枠を飛び出して、20歳になるわけですので、初心は忘れずに謙虚に行きたいですが、大人の色気もついたらいいなーという高望みをしています(笑)。
――(笑)。2021年1月にはミュージカル「ポーの一族」に出演されるなど、経験も広がるので、徐々に付いて行くのでは?
どうでしょうか?「ポーの一族」は宝塚歌劇団で上演されていた作品を、男性キャストも加わって制作するということで、また違った作品に生まれるんだと思いますが、女性ならではの色気を男性が演じたら、どうなってしまうんだろうと思っていたのです。でも主人公のエドガーは変わらず明日海りおさん、そして相手役のアランを千葉雄大さんが演じられるということで、これは全く新しいものになりそうだなと楽しみにしています。稽古もまだなので、皆さんにお会いするのもこれから。楽しみです!
――楽しみと言えるのがすごいです。
こういうお仕事はまず自分が楽しんでなきゃ、お客さまに伝わらないと思うんです。楽しい以外の怒りや悲しみなどの感情も伝わらない。だから、今生きていることを楽しまないといけないと思うので、“楽しい”という感情は常に忘れないようにしています。
――最後に「17.3」も終盤となりました。劉生が再登場し、また問題を起こすというか、なんと言うか…。
大問題ですよ!劉生は第7話の終わりぐらいから出てきますが、8・9話とまた暴れ出すと言いますか、パワーアップして帰ってきます。カムバック劉生!です。第1話以上に非難される予定でいます(笑)。今回の作品では、非難されること=お芝居を褒められることで、嫌われてナンボの役だと思っていますので。
――覚悟はできていると?
出来てます!何を言われてもウエルカムです(笑)。
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