山本美月、憧れの魔法少女に！「絵を描くことが特技だという正体を知られた気分」

漫画は高校時代以来でしたけど、がむしゃらに描きました

展覧会には書籍に掲載された衣装の実物も展示されているが「自分がファッション好き、アニメも好きなので、両方の真ん中をやりたいと言って。ロリータ系でも原宿系でもなく、バレエやフィギュアスケートの衣装でもない、魔法少女という唯一無二のものを作りたかった」とこだわりを聞かせた。

また、山本自身が描いた32ページのオールカラーマンガも掲載。「高校時代以来でしたけど、がむしゃらに描きました。描き込みすぎず、ふんわりとした雰囲気で描けたらと思って、色使いもこだわって描いたつもりです。締め切りに追われている感じでしたけど、ちょうど自粛期間に当たったのでその間に描きました」という。

最後に、魔法少女のように周囲に秘密にしていることは？と聞かれ「絵を描くことが特技だと思っていて今回それが形になったのは、魔法少女の正体を知られた、みたいな気分ですね(笑)」と照れ笑いを見せた。

展覧会は東京に続いて、11月13日(金)〜30日(月)に山本の地元でもある福岡のPARCOでも開催される。

取材・文＝青木孝司