世界基準の養鶏場でグルーバル展開を視野に入れる宮崎の養鶏企業<世界一の九州が始まる!>

2020/10/24 06:30 配信

芸能一般

10月25日(日)放送「世界一の九州が始まる!」より。フュージョンの卵製品

10月25日(日)の「世界一の九州が始まる!」(毎週日曜朝10:15-10:30、RKB毎日放送ほかJNN系九州各局)は、MRT宮崎放送製作の「グローバルに羽ばたく!自由なたまご」を放送する。

宮崎県都城市に、鶏卵業界が注目する企業、フュージョン株式会社がある。祖父が養鶏業を始め、赤木八寿夫社長(49歳)は三代目だ。

赤木社長になり、売り上げは右肩上がり。赤木社長は、アメリカでMBAを取得後、海外50カ国にも上る養鶏場を視察した経歴を持つ。

そんな海外養鶏の知識を生かし、海外の基準に対応すべく、養鶏場はすべて自動化した。スタッフ数名で何万羽もを管理できるという。卵の仕分けなども自動化され、衛生管理も徹底。フュージョンの卵は、香港や台湾にも輸出されている。

さらに、国内最大規模となるケージフリー型の養鶏採卵場を建設した。それは世界基準の養鶏場。一羽あたりのスペースは従来の約3倍。鶏がケージ内を自由に動き回れるのが最大の特徴だ。

海外、特に欧米では大手スーパーは飼育基準としてこれを導入。アメリカでも巨大スーパーチェーンなどが基準に沿った農場の整備を進めている。

世界を視野にいれた赤城社長の経営の根源には、二代目の父の教えがあるという。その教えに迫る。