【画像15点】 草なぎ剛がデニム探しで原宿さんぽ！秋を楽しむファッションを語る【連載コラム】

「大好きなブーツも革ジャンも大活躍なこの季節は最高」

　こないだ「ぴったんこカン・カン」（TBS系）で、当時200万円くらいしたデッドストックの私物のデニムを査定してもらったら、3倍以上の値段になってたんですよ。着ようと思って買ったけど、さすがにもう着られないかなと思ってきた。幸せな悩みだよね。

　もちろんビンテージは大好きだし、よくはいてるけど、最近は日本で作ってるのがすごく好きで。それでも高いよ。3、4万円とかはする。それを本当に一から育てるのが楽しみでね。古着だと状態がいいものでも何回かははいてることが多いし、全くの新品状態で出合うのは本当にまれ。日本のしっかりしたブランドで作ってるものは、昔ながらのいいところを受け継ぎながらも、日本製の質の良さとオリジナルの味があって、愛着が湧いてくる。5年前にこの連載をまとめた「Okiraku」の撮影で岡山のデニムショップを巡って楽しかったもんね。日本のデニムもいいんだよ!

　最近のお気に入りも日本のもので、数年前に買ってとっておいたものを映画「ミッドナイトスワン」の舞台あいさつの日に新しく下ろしたのね。ちょっと色が濃いめで、それをロールアップしてエンジニアブーツはいて、最近買ったシングルの革ジャンに合わせてはいたら男っぽくていいなと思って。

　だからこの時季は本当にいい。僕の大好きなブーツも革ジャンも大活躍できるから。革ジャンもね、いっぱい持ってるから、もう買わないと思ってたんだけど、買っちゃいましたよ。形としては基本ダブルが好きなので、シングルは2着ぐらいしか持ってなくて。カタログで見たときは正直、他に下ろしてないのもあるしな…なんて思ってたんだけど、実物見たら絶妙な感じでね。ジップになってて、丈もそんなに長くなく、本当に普通なんだけど気に入っちゃった。

〝草彅チャンネル〞で紹介すればいいか!って言い訳して（笑）。これを着て外に出ていって、秋冬の空気を感じたいなと思ってる。