――リリースおめでとうございます。“クワトロシングル”とは、珍しい響きですね。
高萩:そうですよね。クワトロシングル…(4曲入りで)欲張って作っちゃったよという感じですね。この言葉を聞いたとき、私はピザをイメージしました。
皆さんに満足してもらいたい、おなかいっぱいになってもらいたいなという気持ちです。ずっと長い間温めてきた曲もありますし、この自粛期間中に思ったことを歌詞に入れた曲もありますし、熱い思いのこもったCDになっています。
――「どのみちハッピー!」は鍛治島さんの作曲です。
鍛治島:作曲は夢だったんですよ。困難な状況の中、シングルが出せたのは奇跡に近いですし、その中で夢をかなえることもできた。聴いている皆さんに希望を持っていただけたらと思っていますし、今こういう状況だからこそ、アイドルが立ち上がるべきだと思っていて、その先陣を私たちが切りたいという思いも詰まっています。
歌詞は山崎あおいさんに書いていただいて、口角を今の三倍あげるつもりで歌いました。冒頭のセリフは事務所の方からマイクを借りて、自宅のクローゼットで録音しました。よく聴くと波音みたいなノイズが入っているんですよ(笑)。
――イベントでは、アップアップガールズ(仮)の森咲樹さんからの手紙がサプライズで読まれましたね。
中川:私は森さんと同じ静岡県出身です。一緒に帰ってくれて、お話や夢もたくさんきいてくれて。私は森さんに憧れてアプガに入ったので、絶対に森さんを超えたい、(2)で(仮)を超えたいと思っています。
森永:「ミスインターナショナル2020」に出るに当たって、減量などつらいことがあったときに、森さんが寄り添ってくださって「一緒にサラダボウル食べに行こう」って言ってくださったり、本当に私たちのことを考えて接してくれていると思います。(卒業は)淋しいですけど、ずっと離れ離れになるわけではないと思いますので、卒業の後も頼らせていただきたいし、これからもおしゃべりができたらうれしいですね。
――11月22日のワンマン公演の開催も発表されましたが、どんな内容になるのでしょうか?
新倉:ライブをしている途中に突然社長からききました(笑)。詳細はまだ発表されていないんですけど、こういう状況のなか、ファンの皆さんなどのおかげでCDを出すこともできましたし、私たちもすごく強くなれたというか、前を向いてもっともっと進化していきたいという気持ちがより強くなったので、11月22日、多くの方に、たくさんの笑顔、ハッピー、希望とか、最高に楽しい時間を届けられたらいいなと思っています。
取材・文=原田和典
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